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「ペースメーカー」のバッテリー交換時期って、患者は既に余命宣告だけど

みなさん、こんばんわ。ジジババのジジです。
お読みいただきありがとうございます。

■ジジババ共にお仕事をお休みし、今日は義父の定期検診

1年おきに郊外の大型病院で「ペースメーカー」の定期検査を受ける為、付き添う事になったジジとババ。
でも、今回は前回とはちぃっと、事情が違います。

■前回の検診の後、脳梗塞再発となり、左右ともマヒの義父

前回が丁度1年前でしたが、その後、4月に入り、脳梗塞を再発した義父。初回の脳梗塞から、ようやく、ある程度の機能復活と元気を取り戻したかなと思っていた矢先、突然の再発に愕然。
初回は会話もできるし、自立歩行無理でも、ある程度歩行器を使いながらどうかな、できるかなと言った状態に周囲も喜んでいましたが、残酷な事に反対側が今度はマヒしてしまい、それまで支えていた側が使えない分、初回の側も殆ど機能をしなくなりました。
おまけに、意識障害も発生し、当時は、余命宣告まで受け、覚悟を決めたジジババでした。

■1か月の余命宣告を奇跡的にクリアし、現在は維持・・・でも

かれこれ、奇跡的な状態で、約10か月の間、命を繋げてつくているし、これからも安定状態が見込まれる義父。でも、ただ一つ問題は、意識が戻らない事。
昨年、再発した段階で医師から、意識の回復は期待できないと言われたものの、時折目を開けたり、何かを言おうとしている、義父を一喜一憂しながら、見守っています。
できれば、このまま頑張って欲しい。

■ペースメーカーの定期検診・・・それは移動の方法から検討

意識がないのと、常時、チューブで繋がっているいる為、ここはひとつ、介護タクシーの出番。
ジジババも初めての事なので、どうやって手配するかも分からないので、施設にお願いしてそちらから手配。少し、古い軽四でしたが、大変リーズナブルかつ、人懐こいドライバーで安心は出来ました。
基本的に往復の手配が必要だけど、検診中待ってもらう事はできないので、一旦、退場。
往復予約とはよくできているもので、往路だけではお支払いは発生しませんでした。
帰りは、時間を見計らって連絡をしたら良いとの説明でしたが、あまり、寒空で義父を待たせるわけにもいかないし、かといって早くから、帰路手配をしてお待たせするわけにもいかないし。
この辺は、ジジの動物的な勘が冴える事なので、バッチリできました。
・・・丁度、検診が終わったところで、帰りの介護タクシー到着。

■初めて義父の検診に付き添い・・今までよくやってたなあ

これまで、てっきり、施設のスタッフと一緒に二人三脚で検診をしていたばかりと思っていたところ、今回は意識不明の事情もあるため、ジジが付き添いと言うか、別ルートでコンシェルジュをイメージで合流したものですが、事情を知ってびっくり。
これまで、一人で対応していたとの事。まあ、今回のような意識不明ではなかったし、自家用車で往復出来ていたから、その点は多少楽かもしれないけど、大病院の事情は患者の事情より時折、優先されることがあり、肉体的にも精神的にも大変。改めて、ババの苦労を実感したジジです。

■「バッテリー」の電池消耗か激しい

前回の検診では、あと6年以上大丈夫と診察されていたペースメーカーのバッテリーがほぼ、消耗傾向。
医師もジジババもびっくりの状態です。
もともと、今回の意識不明の事情から定期検診自体も躊躇していましたが、これって受診していなかったらと思うと恐ろしい状態が想像できました。しんどいけど、検診してよかった。
消耗したバッテリーは近い将来、交換の必要があるとの事で、毎年の検診を短縮され8ヵ月後に確認と診断されました。併せて、消耗率が低下される設定もあるとの事で施してもらいました。

■バッテリーの消耗が予想に反して早まった原因は?

ジジの想像の範囲だけど、恐らく、昨年死の淵をさまよいながら、何とか現世にとどまるために義父なりに相当病魔と闘ってくれたんだろうと思います。
元々、心臓が弱い為、取り付けてあったペースメーカーだけど、心臓が持ちこたえるように、一生懸命、ペースメーカーも仕事をしてくれたんでしょうね。今にして思えばよかった。加えて、今回の検診で発見できてよかった。

■生命力の強い義父にここから先は、頑張って欲しいと願うジジ

一度諦めかけた命だけど、ここまで、頑張って、命を繋げてくれているのには、何かのエネルギーや意味があるはず。
ならば、ジジババとしては、バックアップする以外、選択の余地はありません。
「よーし、こうなったら、10年でも20年でも頑張ってもらうぞ」
永遠には難しいかも知れませんが、意識ないけど、時折目をパチパチする義父と誓いました。

■色々な考え方もあるかもしれないけど

現在、高齢者の医療費はその負担が国の財政を大きく圧迫している事は周知と思います。
ジジババもそれを分かっているし、余命宣告を受けた患者に対する医療について、若しかしたら、疑問を投げかける方もいらっしゃるかも分かりません。
でも、ジジババの出した、答えは、最後まで自身が生きる事を諦めない限り最善を尽くして人生を終える事。
ちょっぴり生意気かもしれませんが、共に還暦前のジジババが思うのは、その人の生きざま。特に、元気いっぱいのときだけでなくて、散り際の過ごし方。最後の最後まで自身が生きるために精一杯頑張ってくれている義父を応援する気持ちで一杯のふたりです。
叶うことなら、意識が戻って欲しい。

■ジジのつぶやき

今日は、ババのお手伝いのつもりで、病院の受付や、精算作業。所謂、正味の患者と付添人の周囲でいろいろな準備をするみずすまし。
でも、実際はババが一人で対応していた。ジジも自分の母親を定期検診(但し、この場合は、施設の付き添いあり)の対応していてかなり疲労が増す事を記憶していたので、余計にババが文句も言わずに、頑張っていた事に感心しました。
今日は多少、ババの負担が減ったようだけど、互いの親の面倒は、ジジババの二人三脚でやらねばと思いました。
それにしても、高齢者のペースメーカーなどの装備装着は割と、周囲にとって肉体的、精神的な疲労となることを改めて、実感しました。
最新の医療技術はそれこそ、日進月歩の如く、どんどん、開発されていくけど、本当に患者にとっての生活の質は上がっているのか、どうかなと思うこともあります。
おまけに、患者がやがて、高齢になって、自分の意思と自分の行動だけで、通院が出来るかと言うと、まず無理。
結局、身内の付き添いや、色々な準備が必要となり、結局それらは周囲にとって、生活の犠牲や仕事の犠牲を払ったりと全体的に質を落としてしまう事になるかも知れませんね。
高度な医療技術の恩恵によって、寿命や機能の維持は出来るけど、年齢に合わせた、加療と生活の質について、検討が必要かなと思ったジジです。生意気を言ってすみません。
おしまい
最後まで、お読みいただきありがとうございました。

    
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