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「介護施設」の入居のコツと選択のポイント

みなさん、こんばんわ。ジジババのジジです。
お読みいただきありがとうございます。
今日は、ジジババ(特にジジ)が8年間にわたり、経験してきた、「介護施設」の入居方法と選択について、お話しいたします。よかったら参考にしてくださいね。

■「介護施設」の種類

・「グループホーム」:個室(ユニット)形式が大半。14~15万円/月です。
運営は、地元の小規模医療機関が医療後の生活環境として、整備されている感じ。
日々の生活は個室での寝泊まりやプライベートな時間を除いて、集団生活が基本。
この段階は、介護認定前後の状況なので、外出や買い物、レクリエーションも多彩。
認知症の認定と言うか、医療機関の証明か必要なところが多いですが、空きがあれば、割と入居手続きは簡単。

・「短期入所」(老健とも言います):個室と多床室のタイプが豊富です。
短期、いわゆる仮の住まいなので、1か月単位の入居制限があります。期間が到来したら、退去させられるわけではありませんが、延長には、細かい制限や、手続きが必要です。(施設に任せておけます)
ただ、前述の通り、短期が原則なので、次の入居予定者の為に正規の場所を探す必要があります。施設の延長で中長期施設を併設しているところも多いので、そこから申し込みをしたら、後述しますが、大変効率的。
費用は短期なので、15~16万円/月です。

・「ケアハウス」:グループホームと区分がされる個室(ユニット)形式の支援施設です。
「支援施設」とはその名の通り、「介護施設」とは少し異なり、自発的な生活能力が基本。介護レベルの場合、「介護度2」くらいまでなら対処可能ですが、それ以上は自立できない為、対応できない事が多い。「介護度3」程度の自立歩行ができない場合、集団生活は厳しいですからね。費用は13~14万円/月です。
テレビドラマの「やすらぎの郷」のような生活スタイルで、もっと庶民的かつ、質素なレベルと想定してください。それでも、外出、買い物、レクリエーションなど、はまってしまうと割と、居心地が良いです。体調管理は自己管理が基本ですが、経営母体が大半医療機関なので、通常の健康管理はしてもらえます。ただ、しっかりと請求きます。

・「特別養護老人ホーム」:通常の老人ホームはこれを指します。
現在は「要介護3」以上でなければ、特別な事情がない限り、申し込み受付もしてもらえません。地元に市町村担当者による、「介護度認定」作業によりますが、被保険者側の気持ちや事情は介入されません。正直申しまして、懇願しても届きません。
※忖度でも受ける立場なら別ですが(笑)
「要介護3」は凡そ自立歩行ができないレベルです。従って、このあたりからが本当の介護段階です。
部屋は昔は多床型でしたが、現在は個室(ユニット)形式が主流です。
※ユニットとは、お部屋がユニットの意ではなくて、設定された部屋数に応じて、ステーションが設定されていて、それぞれの括りで、対処している事です。
例えば10室/stの場合、1ステーションで10室受け持つ事になります。これにより、介助者は10室を受け持ちエリアとなり、昔のような20-30室の全部をみんなで担当するスタイルは減少しています。キメが細かい対処がウリですが、その分、高額です。
どうしても、費用的に難しい場合、多床型を探すことになりますが、極めて狭き門です。時代の要求に逆行する形で、施設を設置(提供)する側は減らしているからです。
生活スタイルは個人別が基本となってしまいますが、食事などはみんなで囲んで食べたりします。感覚的な表現ですが、このレベルあたりから、賑やかさは減っていきます。
費用は15-17万円/月です。

・「療養型特別養護老人ホーム」:挿管などの一部医療行為を必要とする施設です。
胃ろうの場合、前述施設で対処可能な事が多いので、選択の際に確認が必要となります。
終の棲家と言えます。看取りほぼ、例外なく対処できます。
費用は16-18万円/月です。

以上、ジジババが経験した介護施設の一覧です。
費用は、当人の所得、生計を一緒に行う人の収入合計が微妙に絡みますので、それぞれの費用比較として判断してください。

■費用は介護費用その他で区別されます

気を付けたいのは、「介護サービス」費用と入居費用、食事代、事務費は全く、区別され、「介護サービス」費用はその人の介護保険によって、割引がされます。
残りの費用は全くの個人契約の範囲となります。ただし、入居費用と食事代は所得階層によって、差がつけられます。

■申し込みのコツ

入居の申し込みに関して、「要介護度」や「認知症」などの規定がありますから、これらは条件合致する事が原則ですね。
この条件が合致して初めて、申し込み資格が得られるわけですが、次の事を留意したらよいと思いました。
①飛び込みはまず、申し込み手続きはできても、入居までの道のりが一番遠いと思います。これは、各施設によって、経営母体である医療機関や市町村の介護福祉団体からの申し入れが優先される可能性が高く、例えば同列で並んだら、負けると思います。
②「要介護度」の重い順に序列化されます。従って、軽度の場合、①の申し込みスタイルをとった場合、かなり遠くなります。
③「要介護度」認定の際に、当人と検査者がマンツーマンになります。これは第三者が周囲から影響する事を回避する目的が一つ。それともう一つは、軽化認定に向けた、意思もあると考えてください。マンツーマンなので、検査者の質問や問い掛けに当人は何とか応えようと踏ん張ります。この結果で決まります。
通常は「要介護3」の人も瞬間的に「要介護2」に見える事がありますから、低い方で判定されます。
特別に演技をしても、無駄なので、ありのままを見てもらうしかありませんが、日ごろから当人に無理をしたり、出来ない事をできると言わせないようにしてください。

■効率的な入居方法

一番効率的な入居方法はジジババがこれまでの経験で度々実感した事ですが、いきなり、介護施設の門をたたくのではなくて、係りつけの医療機関の紹介や経営つながりの施設を選択したらよいと思いました。
したがって、将来入居を予定される方は、そういうつながりのある医療機関とのパイプを時間をかけて作っておくことをお勧めします。
見極めることは、少し難しように感じるかも知れませんが、自身がお世話になっている医療機関の連携施設や関係施設を確認してください。表示がされていなかったら、残念ながら、医療行為以降の行先を自身で探すことになります。
反対に介護施設の経営や連携してい場合、特に、経営している場合は、常に満床を目指して、空きがあれば、ウエルカム状態です。おまけに、当人が何らかの重体になってしまった場合、緊急用に多少の空きを持っていますから、運が良ければ、即時。悪くても、その患者さんを放置はできないので、優先順位は上位につくと思います。
また、医療機関どうしでの介護者の融通は基本ありませんから、出来るだけ自社系の施設にと言うことになります。

■「特別養護老人ホーム」の選択ポイント

一般的には、これらの施設は看取りまでを実施してくれることが多いです。
けれども、当該施設の体制をよく見ておかないと、最後の最後で慌てることになります。
それは、組織の中に、「介護士」だけでなく、「看護師」所謂、医療行為又はその補助が出来る人がいるかどうかてす。
「看護師」がいない場合、緊急時は、医療機関の手当や行為をお願いする事になります。
したがって、回復後も挿管などの医療行為が必須の場合、帰ることが出来なくなっちゃいます。
その段階で、施設を改めて探すとなると厳しい現実が待っています。従って、事前の見極めが大切ですね。

おしまい
ながなが、だらだらと書きましたが、参考にしてください。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。

    
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