スポンサーリンク

実体験から「葬儀」と「家族葬」の比較をしてみたジジです。

皆さん、こんばんわ。ジジババのジジです。
今日もお読みいただきありがとうございます。

最近、何かとお葬式の形式や金額の情報が多いですよね

最近、ジジの周りにやたらとお葬式の形式や金額情報が多くなりました。ジジババの場合はもう少し、先の話しですが、高額な費用が掛かることなので、気になります。
でも、色々と書かれてはいるものの、結局分からないということが多くないでしょうか?
そういえば、ジジも、近年で3人の身内を失い、仕切らせてもらいました。
そこで、当時の資料をぜ~んぶ出して、とりまとめをしてみました。

一般葬(告別式)から、家族葬まで丁度比較が出来ました。

まず、最初に何もかも初めての中で、半ば、業者の言われるままに、設定注文したスタイルが左列です。故人は高齢なので、直接的な関わりは少なかったのですが、子息の会社関係、町内自治会の関係から、200人規模を想定し、準備を致しました。
それなりに、人も集まり、盛大な葬儀にはなりましたが、やはり見積書を見てびっくり。
そして、後日請求書を見て、再びびっくりしたものでした。
ただ、後程にも述べますが、皆さんから寄せられたご厚情により、随分軽くなりました。

続いては、ここぞと家族葬で設定注文

前回の教訓から、近親者だけによる家族葬で設定しました。
実際に20人くらいの参列で終わり、私たちにとっての疲労も軽くて済みました。ただ、前述のような、列席者は少ないです。
それから、教訓として、一般葬を中心としている、葬儀業者へ家族葬と注文しても、会場はだだっ広いところでポツンとなり、ちょっぴり・・・です。

最後はジジのお勧めですが、理想的な家族葬です。

最右列に表記してありますが、一番安価になったことがお分かりいただけると思います。
でも、長い目で見たら、最左列や中列と最終的な出費はさほど変わらないということが分かります。

価格を抑えるための、一般葬→家族葬の選択はメリットありません。

凡そ、家族葬を宣伝する業者さんは、安い事を売りにして、訴求してきますが、結果としては、あまり変わらないです。
それは、上表でも明らかなように、お悔みに来て下さる人数で差分が縮小する為です。
よくよく考えたら、固定費部分は人数によって、増減することを除いて、ほぼ同額です。
従って、お越しいただく人数と想定人数に大きなギャップがなかったら、同じような金額で着地する事になります。

ジジがお勧めしたいのは、生前のご意思や生き方に沿ったスタイル

最右列の場合、ジジの実母です。数年間施設で過ごしていて、外界と関係がなくなっていた為、それを逆にとり、近親者だけで、和やかに送ろうということなり設定しました。
業者も中くらいの規模で、ほぼ、貸し切り状態でした。
おかげで、色々な点で、サービスや配慮頂き、大変楽に進めさせてもらいました。
概要
■祭壇は一般的な祭壇ではなくて、花祭壇・・・プロの方々の手作りです。
まずは、これに感動。父も涙を流して喜び、これなら、故人も喜ぶと言ってくれました。ババも初めての祭壇に超がつく位感動。今から「私もこれで・・・」という始末。
■通夜は近親者だけなので、ありません。昼間に駆けつけてくれたお寺さんの説明によれば、お昼に既に、読経を行い、葬儀の準備が進んでおり、不要との事でした。納得。
■本葬の時以外は、全員、普段着。そうです、いつも通りの生活スタイルです。
業者の人にも確認致しましたが、家族葬というのは、本来、近親者だけで、故人を囲んで弔うものなので、畏まって、礼服に身を包むより、普段通りの姿や、家族のやりとりをする方が、故人も喜ぶとの事でした。
しかも、その分、近親者だけで、棺と一緒に過ごせる時間が確保出来たり、大勢の弔問客にペコペコしたりして疲れません。
■棺も何か、お決まりのものではなくて、何か心温まる、オリジナル。
■装束もすごく、きれいで燃えやすい生地を誂えたものでした。
※ババは見るもの全てに感動していました。(笑)
■通夜がない分、自宅へ帰っても、宿泊することも自由。
ジジが喪主ですが、今回は遠方から弟夫婦が帰ってきて、相当疲れている為、丁度宿泊を頼み、ジジババは帰宅しました。
業者さんに聞くと、全く問題ないとの事でした。なんか、拍子抜けする感じでしたが、とにかく普段とあまり変わらない中で、時間を過ごしました。
■葬儀はお決まり通り。
お決まり通りというのは、何かを期待としていたということではなくて、むしろ、ちゃんと普通の葬儀が行われたということ。

色々なスタイルがあるけど、故人が一番喜ぶ形を選びたいですね

ジジがお勧めしたいのは、金額ではなくて、故人が一番喜ぶ形を選んで欲しいということです。
上にも記しましたが3通りの葬儀を経て、固定費が同額近い為、サイズだけではあまりコストメリットはない事が分かりました。
従って、家族共々、和やかに送ってあげられる。最後まで、連れ添ってあげられる形がよいと思いました。

本当は、渋っていた父も、今回の家族葬に超感激

高齢で体調がすぐれない、父親は最初の内、葬儀に出たくないとダダをこねていました。
確かに、通常の葬儀を想定すると、2日間のやりとりは高齢者にはちときつい。それに、息子たちにあまり迷惑を掛けたくないという気持ちから、本心とは真逆の事を主張していたのでしょう。
でも、今回の家族葬の設定と業者の選定がうまくマッチして、父親にとっても、最後まで、人生の伴侶とゆっくりとそしてくつろいだり、冗談をかけたりして過ごすことが出来、大変満足。
大勢の人たちからこんなに素晴らしい、そして愉快な葬儀見たことがない。本当に心がこもった葬儀が出来たと感想を述べておられました。
ジジもこのスタイルにしてよかったと思いました。
因みに戒名、墓石は生前に準備が出来ていたので、この機の支出は彫刻だけで済みました。(位牌と合わせて、各15万円くらいでした。)

ジジのつぶやき

最近の理解しずらい、葬儀の情報に対して、ジジの実体験をもとに述べました。
ひとそれぞれで価値観やこだわりはあるので、色々なスタイルがあってもいいと思いましたが、母親の葬儀を経験して学んだ事は、人数の大小、金額の多少ではなくて、どういうスタイルが故人に合っているかということですね。
実はジジババの場合、数年前からエンディングプランの作成をして、数社の葬儀業者も回っていたので、良い選択が出来ました。
準備は自分の為だけでなく、色々な出来事に合わせて、備える事が肝心ですね。
おしまい
最後までお読みいただきありがとうございました。

    
スポンサーリンク
スポンサーリンク
レクタングル(大)336280
レクタングル(大)336280

フォローする