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「怖くて産めない」第2子の壁。「出生率1.44、出生数100万人未満」なんだとか。安心して子供を産めない国、日本って何なんでしょうね?と思うジジなのでした。

みなさん、こんばんは。ジジババのジジです。
お読みいただきありがとうございます。

本日朝刊を読んでいて、いきなり飛び込んできた記事が

「出生数初の100万人割れ」「出生率低下1.44」「第2子の壁依然高く」

夫婦の出産意識調査によれば、依然、本当は2人以上の子どもが欲しいにも関わらず、ふたり目の出産をためらってる夫婦が多いのだとか。

ジジババの息子たちも、それぞれ一人の子供を授かっていますが、もう一人、ふたり目を想像した場合、やっぱり厳しいんじゃないかなと勝手にジジババは思ったりしています。いらぬお世話と怒られるかな?

第2子の壁

2人以上の子どもが欲しいにも関わらず、ふたり目の出産をためらっている理由は
「経済的な理由」「年齢的な理由」「仕事上の理由」が主なものとされていますが、
やっぱりその中でもダントツの差でトップに挙げられてるのは「経済的な理由」なんだそうです。
現在の家計が厳しいというだけでなく、将来の子どもにかかる学費や、いずれやってくる親や自分たちの老後など、将来の見通しに対する経済的な不安が大きな要因なんだとか。

将来の暮らしに対しての不安が・・・

ジジババには双子の息子がいて、今ではどちらも子持ちのいいおっさん。
どちらも、近年よい縁に恵まれ、子宝にも恵まれ、本当に幸せの絶頂だけど、唯一の不安をあげるとしたら、やっぱり経済的な事情によるこれから先の見通しのこと。

現実的な問題として、経済的な面、お金の面での壁は非常に高く感じられますよね。
子どもが誕生すれば、食費、衣服費、衛生費、医療費などの子育て生活費用などの養育費用のほか、教育資金も必要となります。、

親の収入やほかの物価に対して高すぎる教育費

シングルインカムの場合、断言はできませんが、まず相当の覚悟が必要と思います。

現在では、子供ひとりにかかる養育費と教育費の金額は、おおよそ2000万円〜4500万円なんだとか。
数字にしてみると頭がクラクラするような金額です。

子供が小さいうちは、そうたいしてかからなかった教育費用も子供が中学生になった頃から一気に教育費の負担が大きくなっていき、教育費が最大値になる大学生ともなると、ダブルインカムでも、かなり家計がしんどくなってきます。
ジジババの息子たちは双子なので、ダブル大学生で、かかる費用も倍・・・
ジジも、今思えば、我ながらよく踏ん張って、食いしばって、耐えて頑張ってきたもんだと思っています。

ふたり目の出産をためらう大きな理由のひとつに挙げられている教育費負担の重さ。
親の収入やほかの物価に対して高すぎますよね教育費!
とは言え、可愛い我が子ですから出来る限りのことはしてあげたいし、望めば教育も受けさせたいと思うのは親心です。

もし、望んでも親の都合で子供に進学をあきらめないといけない状況になったらと考えるとやっぱり、ふたり目、三人目の子供となると不安になる気持ちもよくわかる気がします。

収入が上がらない、経済的にゆとりがない、将来の暮らしへの不安

それに安心して出産をするためには将来の暮らしへの不安が解消されることが必須ですよね。

今では、ひと昔前のジジの時代のように、学校を卒業した後すぐに就職して給料もどんどん上がっていき、定年まで正社員として終身雇用でずっと働き続けることが当たり前だった時代とは労働環境も相当変わってしまったことが不安要素のひとつだと思います。

特に小泉内閣による構造改革を通じて労働の規制緩和が実施されてからは、非正規労働者は増え続け、普通に働いても収入は十分ではなく、将来に向けての生活の安定や老後の生活保障が得られる見通しは暗い状況となりました。

正規雇用であっても、不況で収入があがらなくなり、昨今の新婚夫婦の状況は、男性1人の稼ぎで家計を成り立たせていくのはかなり難しくなってきていると思います。
現在では共働きが一般的ですが、ここでも第2子の壁があるんですね。
それは仕事への「復帰」や「再就職」の壁。

仕事の復帰や再就職への環境が整っていない

大企業や中堅企業では育児休業の取得が定着してきたものの、中小企業では、まだまだ育児休暇を取りたくても取れないのが現状です。
そんなことも相まって、出産などで1度退職すれば、今度は「再就職」という壁が立ちはだかります。
子育て中の女性の「再就職」は、子どもの送り迎えや通院、行事や突然の呼び出しなどもあり、時間的なこともあって、なかなか思うような仕事に復帰したり希望通りの就業は厳しいんだそうです。
また、「再就職」する為には、子供をあずける保育園を探さないといけないのですが、申し込みの時期や手順をちゃんと把握して、様々な書類の提出や手続きをする必要があり、大変なんですね。

うちのババが遠い昔に経験して困ったことは、「再就職」するためには子供を保育園に預かってもらわないと就職活動ができないのに、保育園に預けるためには就業証明の提出が必要だと入園申し込みの際、言われたことだそうです。

保育園の申し込みには就労する事を証明するものが必要で、先に仕事が決まってからでないと入園申し込みができない・・・
仕事決まっていないと保育園に入れない、でも保育園決まってないと雇ってもらえない・・・
ババにとっては、これがとてもストレスだったようであります。
うーん、その辺は確か、ババは子供の4月入園に合せて求職をしてたような・・・
あまりにも遠い昔の記憶で、ババがどのようにして求職活動を乗り切ったのかは、今ではババの記憶の中でも定かではないそうです(苦笑)

近々のことで言えば、運よく次男のお嫁さんは産休も育児休暇も取れる会社に勤めていたので、育児休暇終了後すぐに仕事に復帰しようとしたのですが、いわゆる待機児童で保育園に空きがなく、保育園の空きが出るまで育児休暇を延長して貰ったところ、これまた運よくすぐに息子の転勤があり、その転勤先の保育園に無事入園できて仕事にも復帰できたそうです。やれやれ。

どちらも子どもを保育園に入れるための母親の保活は大変なんですね。

この最初の子供を出産した後に仕事に復帰する時の苦労を思うと、ふたり目の出産を躊躇するためらう気持ちもわかります。

ジジのつぶやき

などなど考えていたらきりがありませんが、そもそも女性が主婦と会社員と母親を全部兼業でこなせと言うのはかなり負担が重いのではないかと思ったりもしています。
安倍政権が謳う「女性が輝く社会」・・・
ますます、女性の負担が増えそうですね。

多くの国民が経済面の不安で出産を躊躇している現状を安倍首相は分かっているのでしょうか?
安心して結婚や出産をするためには将来の暮らしへの不安解消が不可欠か必要不可欠。
子育て支援だけでなく、若い世代の雇用安定や保育所の整備、教育費の負担減など具体的な実効性のある政策や施策に取り組んでほしいと思います。

家族が増えると楽しいこともいっぱい増えます。

でも、「今は大変だけど、子供を産んで良かったと思える日が必ず来るから、頑張って子どもを産んで。」と胸をはって言えるかといえば、将来に向けた収入面の不安や支出面の不安を慮ると正直言って胸をはって言えないような・・・

安心して子供を産めない国、日本って何なんでしょうね?

~みんな、一生懸命やってるのにね~

みんな、一生懸命やってるのに、なんでこんなに窮屈なんでしょうかねえ。
NHKの連続ドラマ「ひよっこ」を見ていますが、当時(昭和35年ころ)に育ったジジババにしてみれば、懐かしいような感覚になるのと同時に、今の時代との差を単なる文明の差ではなくて、今の時代に何か物足りなさを感じます。
なんて言ったらいいんでしょうか、とても大切なこと、それが時代が進むにつれてどんどん薄れて来ているような気がします。
皆さんはいかがでしょうか?

それでもこれからも頑張らないといけないですね。

何か、今日はまとまらないけど、おしまい。
最後までお読みいただきありがとうございました。

    
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