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「ゴミ屋敷」「セルフネグレクト」は特別なことではなく身近にも。ババの実家の経験より。

みなさん、ジジババのジジです。こんばんは。
お読みいただきありがとうございます。

今日は、あいにくの雨なので、夕方の散歩は諦めてテレビ三昧。
「ゴミ屋敷」がテーマになっている番組を見ました。

ゴミで溢れた家。
う~ん、確かに汚い。不潔。
けれども、住人はゴミではなく「売れるものだ」とその価値を主張する。
ジジは、これって【特別なことではないような気がしちゃいます】
人それぞれ価値観の違いがあるわけですから、いつまでもそれに価値があると思い込んだら、それが他人から見ると単なるゴミでも、その人にとっては宝の山なのかも。
価値観の絶対的な違いがある人は、なかなか「片付けなさい」との説得にも応じないのではと思ってしまいます。

そもそも「ゴミ屋敷」になる原因はなんだろう

テレビのバラエティ番組など「ゴミ屋敷」だけではなく、「汚部屋」とか特番があったりするんですが、「ゴミ屋敷」までとはいかないけれど、これに近しいような状況をジジババも経験しました。
それは、ババの実家であります。

【両親の実家を片付けて経験してきたこと】

もともとは、祖母が一人暮らしをしていた実家なのでありますが、祖母は自分でも「きれい好き」を自負する人だったので、それなりに片付いていたような気がしていました。
そこに高齢になった祖母の希望で、ババの両親が帰郷し同居することになったのですが、思えばそこから「ゴミ屋敷化」が始まってたような気がします。

それぞれのタイプは

祖母は物のない時代に育ち、若くして祖父を亡くしたせいか[もったいない精神]を持っていて、「まだ使えるから」「そのうち使うかも知れないから」と保存しておくタイプ。

義母は、買い物好きで、特に必要でもないものでも買ってしまったり、探すより買う方が早いと、その都度ないと買って済ませたり、買ったことを忘れてしまって同じものを何度も買ってしまうタイプ。
無頓着で、部屋に物を放置していてもあまり気にならないタイプで片付けが苦手な人。

義父は、祖母が苦手でストレスのせいか、家のことはすべて義母まかせにして、ほぼセルフネグレクト状態。

おっと!これはジジが言ってるんではなく、ババ自身が自分の祖母や両親の性格を分析した結果であります。

帰省する度に実家の様子が変わってきていた

この三人で生活するようになってから、ジジババや子供たちが帰省するたびに目にする実家の様子が変わってきていたような気がします。

はっきり言って、テレビに出てくるようなゴミが散乱している状態ではありませんでしたが、足の踏み場がないくらい不要な物がおいてあったり、部屋の中にはネズミの糞が転がっていたり・・・。
帰る度にどんどん物が増え、溢れかえって収納できないものが部屋に溢れている・・・。

高齢になった祖母は、何とかしないといけないと思いながらも体力低下で片付けられず、どんどん部屋が汚くなっていくのを愚痴をこぼすばかり。

そのうち、ジジババも子供たちも、ジジババの姉妹夫婦なども、実家に泊まったりすることなく日帰りで帰るようになってしまいました。

その後も帰る度に物が増え続けていた実家。
ババもババの妹も何度も片付けるようにと義母に提案していたようですが、義母も何とかしないといけないと言いながらも状況は変わらずじまい。

今思えば、もとより片付けが苦手な義母に片付けろと言うのが無理、義母自身もどうやって片付けたらいいのかわからなかったのではとジジは思っています。

そんな中、ババの母が急死し、その翌年には後を追うようにして祖母も亡くなってしまいました。
残されたのは高齢となった義父のみで、その義父も心不全で入退院を繰り返し、一人暮らしは無理とケアハウスに入居しましたが、その後、脳出血で現在は特養で暮らしています。

時間は前後しますが、義父がケアハウスに入居して、残されたのは多大なゴミだらけの汚部屋だらけの実家・・・。
このままだと、家が荒れ放題になってしまうし、衛生的にも非常によくないので、ジジババと子供たちで、ババの妹にも手伝って貰って実家の片づけを始めたのですが・・・。

(※意外と、この写真からは、「ゴミ屋敷」と言うほどそんなに散らかっているようには見えないかもしれませんが・・・
この時点では、あまりに汚かった物をすでにジジババ達が片付けて、出たゴミを業者に頼んで、4t車2車分、金額にして8万円ほど掛けて捨てて貰った後の状態でこれです。)

「汚部屋」の片付けは大変!

いざ片づけを始めると、タンスの中には半世紀前くらいに先祖が着ていたと思われるカビだらけの衣類が収納されていたり、ネズミにかじられてボロボロになった小物がいっぱい。
部屋の中にも、ネズミの糞が転がっていたり、片づけをしている最中にネズミが暴れだしたり、飛び出てきたりと、終日「キャー」の悲鳴や「ゲホ、ゴホ」の埃にむせたりする連続で、呼吸するのも嫌になる状態でした。
タンスにしまっているものは、いつまでもきれいで、良質なものと認識しがちなので、しまいっぱなしであけずに終わってしまうことも多いと思いますが、現実は保管状況に気を付けていないとダメになってしまうんですね。
実際に、ジジババの実家のタンスの中も激しい傷みは勿論、ネズミの被害、破損など、それに時代遅れの衣類などで、そのままゴミ袋にポイしか選択肢がない状態でした。

それにしても、物が多い!

片付けても片付けてもきりがない!

増え続けるゴミ袋の山!

祖母や両親たちが生涯で買いためた荷物や備品、小物、衣類、布団類、家具ですから、片付けても片付けても一向に片付きません。
それに、今度は、片付けて溜まっていくゴミ袋の山を捨てることを考えると困り果ててしまいました。

遺品整理ゴミ処分業者に見積り依頼

そこで、ジジババは、ババの実家まで来てくれる「遺品整理ゴミ処分業者」を探して見積りを取ってみることにしました。
片付ける労力と時間を考えると、ある程度の出費は仕方ないかなと思ったのであります。

でも、それは甘かったです。
「ゴミ処分」は結構な費用がかかるものなんですね!
ババの実家の場合、その値段は・・・。

詳しくは、ババのその当時の日記に詳しく書いてあるのですが、予想以上の金額でした。
2013.05.04 遺品整理。。。業者さんに見積もり出したけど、すごい金額になりそで・・・

2013.05.16 遺品整理ゴミ処分の見積金額に・・・・ははははは~~;

せこいババは、「ゴミ処分」にそんなにお金をかけるのはもったいないと渋るありさま。

それでも、この不衛生な「ゴミ屋敷」状況をなんとかしたいジジ。
できれば、この「ゴミ屋敷化」した家を「ゴミ処分」だけではなく、住みやすい環境にしたいと思うジジ。

とりあえずは、あまりに汚なすぎるものや、食品類、山ほどあったネズミの被害にあった布団類などだけ業者に出したのですが、それでも4t車2車で80,000円かかりました。
それでも、やっと足の踏み場が出来たくらいで、ゴミの山はまだまだ山積み状態。息子たちに手伝ってもらって、分別したり解体したりして無料の市の処理施設などに持込みをしようとも考えましたが、1日やそこらで片付くような半端な量ではなく、時間や労力、運ぶ為の車のリースの手続きや費用など考えると、到底出来るようには思えませんでした。

それでも、この不衛生な「ゴミ屋敷」をなんとかしたいジジとババは、「実家のゴミ処分」で行き詰まり、焦りと苛立ちで日ごろはあんまりケンカなどはしないのですが、その当時は気まずい思いをすることも度々・・・。

まさか、親の家の片付けで気まずい思いをするとはなぁ。

ジジババが、選んだのは

突然の義母の急死に祖母の死から始まった「ゴミ屋敷化」したババの実家の「遺品整理ゴミ処分」の費用に頭を悩ませたジジババでしたが、最終的に選んだ方法は【リフォーム】でした。

2013.05.24  とんとん拍子に進みそうな実家のリフォーム♪

ジジババの場合は、ゴミの処分費用も含めた最低限のリフォームを依頼しました。
ゴミ処分以外のリフォームは、主に床の張替と壁板張り。
必要最低限の物だけ残して、ごっそりゴミを処分して頂いたのでスッキリしました。

ババの実家が「ゴミ屋敷化」した原因は

こうしてババの実家を片付けて、ババの実家が「ゴミ屋敷化」した原因を考えてみました。

1.もったいない精神
もう使い道のないものを「そのうち使うかもしれない」「捨てるなんてもったいない」と後生大事に取っておいたりしてたこと。

2. 買い物依存症
衝動的に物を買ってしまったり、出掛けると買い物せずには帰れない性格。
買ったことを忘れてまた同じような物を買い物をしてしまう。
片付けや掃除をする為にと言う理由で収納グッズや便利グッズをたくさん買って、使いこなせないまままた買ってしまって物を増やし続けたこと。

3. 捨てたり片付けたりすることが苦手
部屋に物を放置していてもあまり気にならないタイプで片付けが苦手で捨てられない。
物が増えすぎて、もともと片付けが苦手な上に、ますます片付けられなくなってしまった。

4. 高齢化
片付けようと思っても高齢化して、体力や気力が低下して思うようにできなくなった。
若い同居人がいて、どんどん空気の入れ替えも含めてできる家族構成であれば、まだよいのですが、昨今は高齢者だけの家族とか、ひとり一人暮らしの高齢者が多いのだとか。ババの実家も持病もちの高齢者3人家族。
食事を用意したり、身の回りの事をするだけでも大変なのに、生涯で買いためた荷物や備品、衣類が簡単に捨てられるかというとなかなかできず、それをする気力も体力もなくなってきていたこと。

まだまだ他にも原因があるかも知れませんが、主にはこの4つが原因で、家に物があふれ、片付けられないままに物はどんどん増え続けていき「ゴミ屋敷化」して行ったんだと思います。

今日見たTVの「ゴミ屋敷」の話から、ババの実家で経験したことをいろいろ書いてしまいましたが、つまりは「ゴミ屋敷」になる原因は、「家」ではなくて、その家に住む「住人」なんですね。

でも、これって特別なことじゃないとジジは思うんです。
「ゴミ屋敷問題」は、他人事ではないかもしれません。
しばらく帰ってなかった実家が、いつの間にか「ゴミ屋敷」になっていたと言う話もよく聞きます。
また、高齢な方だけではなく、自分やその家族や友人が、いつ「ゴミ屋敷」を生み出す人になるかもしれません。

セルフネグレクト

また、「ゴミ屋敷化」の原因のひとつに【セルフネグレクト】があると言われていました。
セルフネグレクトとは、自分自身が自分の生活全般のやる気をなくしてしまうこと。食事、入浴、仕事、といった日常生活の全てにおいてやる気をなくし、もちろん片付けもゴミ捨てもできなくなってしまうのだそうです。

セルフ・ネグレクト』に陥るきっかけは、配偶者や家族の死だったり、病気や退職などさまざまで、年齢に関係なく陥ると考えられているそうです。

ジジのつぶやき

いろんなことを考えると、今は自分たちが生きるために大変な時代になっていますが、「ゴミ屋敷」を特別なこと、変わった人が行うこととは捉えずに、どんどん協力支援ができるような社会になったら、いいなあと思います。

余談ですが、【荒廃した墓地も珍しくないです】
ジジババの場合、自分たちが元気な間は先祖の墓参りを欠かさずにやっていますが、墓苑の中には、後継ぎがいなかったり、遠方なのか若しくは経済的な事情なのか、荒れ放題の墓地も珍しくない光景となりました。
出来れば墓終いをしたいと思っていても、それも思うようにいかないのでしょう。

なので、【お墓参りする時、他の人のお墓を掃除してはいけない】と聞いており、本来はしてはいけないのかも知れませんが、ジジババは周囲の墓の掃除、草取り、整備も一緒にしています。
無関心が荒廃や「ゴミ化」を生みますので、一助になればの思いで実行しています。

このところ、ババも息子たちがそれぞれに家庭を持ち独立して、ジジとふたりだけの生活になり張り合いがなくなったせいなのか、家の中ではぼーっとして過ごすことが多くなってきました。
家の片付けも「しなくっちゃ」と言いつつ、「疲れてるから」とかで先延ばしにしたり、かと思えば急に始めてみたり、これも年齢的な体力、気力のせいなのかなとも思ったりしています。我が家もいつか「ゴミ屋敷化」する時が来るのかな?

これからの時代、ますます生きていく事ですら、大変になりそう。
そのためにも、ジジだけでも、もっと体力をつけておかなくちゃと思うのでありました

おしまい。
お読みいただきありがとうございました。

    
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