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キムタク主演「無限の住人」を観てきました。三池崇史監督のぶった斬りエンターテイメント

みなさん、こんばんは。ジジババのジジです。
お読みいただきありがとうございます。

今日(4/29)はキムタク主演の「無限の住人」が封切りなので、早速ババと一緒に見てきました。
三池崇史監督作品を映画館でジジババが観るのは「13人の刺客」や「藁の楯」以来だったと思いますが、三池崇史監督の奇想天外のストーリーにいつも感動させられるので、ジジババは今回も期待して行って来ました。
何と言っても、「キムタクはなぁ・・・」
といつも口にしてるババが観たいと言うんですから!

無限の住人

「無限の住人」は、ジジババは読んだことがないんですが、これもまた人気コミックを実写化した映画なんですね。
主演のキムタク演じる死ぬことのできない無限の体となった不死身の剣士「万次」と、復讐のために彼を用心棒として雇った少女杉咲花演じる「凛」が織りなす、逸刀流の集団と逸刀流の首領である福士蒼汰演じる「天津影久」の命を狙う壮絶な仇討バトルのお話。

ざっくりと、あらすじ

とっかかり、白黒による回想

旗本から唆されて、自分の上司やその家臣を切ってしまったのは良いが、実は、旗本の方が悪人で追われる立場になってしまった。

殺した家臣の中には万次の妹が嫁いでいる夫がいて、それを目撃して正気を失ってしまった妹を連れて、お尋ね者として追っ手を逃れて放浪の旅に出てしまうが、、賞金首がかけられてしまっていたため、悪辣な集団に襲われ、妹は切り殺されてしまう。

重傷を負いながらも100人もの相手を斬り倒し、妹を失って生きる目的を失った万次は妹の後を追おうとしたが、謎の老婆、山本陽子演じる「八百比丘尼(やおびくに)」に体内に虫を入れられ不死の身体になる。

福士蒼汰演じる「天津影久」に父親、そしてその軍団に母親を殺され、復讐に燃えた凛は、仇討するために不死身の剣士となった万次に用心棒を頼む。

天津影久の野望は、自身の率いる逸刀流による天下統一や公儀召し抱えを目指し、その邪魔になる相手はすべて惨殺。

それから、万次と凛の逸刀流集団への仇討、復讐の壮絶な戦いが始まる。

クライマックスは、天津を裏切った(見限った)幕府に対して、万次と凛も一緒に戦う300人斬り。
そして、最後は、天津との一騎打ち。
結果は・・・です。

ジジの感想

全体を通して、豪華キャストが多く出過ぎているせいか、浅く広くと言った形で話しが進行していて、これまでの時代劇にような、深い思慮と言うか、厚情というか、厚みを感じることをできなかったような気がしました。

山本陽子の八百比丘尼(やおびくに)の存在も最後まで謎のままで終わってしまい、大きい流れをつかむことはできましたが、これもまた、奥深さを感じませんでした。
戸田恵梨香の「乙橘槇絵」の殺陣もかっこよかったのですが、途中で、なぜか士気が下がり、戦意喪失。・・・うーん、台詞で説明されても、これは無理がある。

出来れば、キャスティングをもう少し減らしてでも、原作を読んでいない人にもわかりやすいように、登場人物のキャラに厚みを持たせて話を進めて欲しかったなと思いました。

ジジの評価としては、可もなく不可もなく、ジジのライブラリーの中では合格。
「ぶった斬りエンターテイメント」と銘打っているように、100人斬り、300人斬りのシーンは、さすが三池崇史監督作品で圧巻でしたが、辛口で述べますと、最終的に観終わると全体がだらけてしまってたような妙な感覚を覚えます。
ジジがあまり、厳しい評価をすることは少ないけど、ジジのハートには少々インパクトが弱かったです。
「13人の刺客」の時の役所広司のセリフ「切って、切って、切りまくれ!」この言葉に身震いしたのを未だに覚えていますが、今回はそれはなかったです。
ジジが鈍いせいかもわかりません。ごめんなさい。

ジジのつぶやき

何やら批判的な内容になってしまいましたが、合格評価として、是非皆さんにも観て頂きたいと思う作品でした。
三池崇史監督「ぶった斬りエンターテイメント」堪能できます。
キムタクや杉咲花の演技もよかったですよ。まだまだこれからを期待したいと思います。

今日はこれでおしまい。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。

    
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