みなさん、こんにんちは。ジジババのジジです。
お読みいただきありがとうございます。
ジジは元来、几帳面と言ったら、聞こえがよいですが、偏屈でかつ決めたことは頑固として、曲げない性格です。
したがって、自分がお気に入りのところは、おおよそ決まっていて通い詰めるタイプです。
新規開拓して行ってみても、やはりいつものところに戻ってしまいます。
特に年を取ってからは、【身の回りの事には行きつけを】と言うのがジジのこだわりとなりました。病院は、しっかりとかかりつけ医を決めています。
みなさんは【行きつけの店】ってありますか。
【行きつけの店】は、自分にとって【心地いい店】
行きつけ、かかりつけと言うのは、行き慣れていること。
常に行って馴染んでいると言うことですが、その中でも【行きつけの店】は、ジジババにとっては【心地いい店】なんですね。
これもまたご縁なんだと思いますが、主にお店の雰囲気とか人柄に惹かれてジジババの【行きつけも店】も増えてきました。
もちろん飲食店だけではなく、日ごろの生活の中でもちょっとしたことにもすぐ対応してくれるようなところを【行きつけの店】と言うのもなんなんですが、決めるようにしてきました。
身の回りの事はとくに行きつけの店が安心
例えば
■病院
ジジのかかりつけは内科医ですが、全般的な身体状況を長年診てもらっています。
外科や専門医の場合、長期かつ得意分野しか見ないので、ジジのように、リタイヤ近くまで生きてきているものには、長期で身体変化や疾病の状況を記録保存していて、長いスパンでアドバイスや管理をしてもらえることが大切だと思っています。
先日のような「胆嚢摘出手術」や他の疾病で他の病院にかかる時は、専門医に紹介状を用意してもらって手術や治療を受けるわけですが、その場合でも、今までの病歴や治療の経緯が添付されたりするので安心です。
日ごろのチェックや変化はやはり、内科医でよいかなと思います。
■保険屋
こちらもたまたま縁あってババの友達のご主人が経営されている代理店にお世話になることになり長年経つのですが、もうほぼ友人のような関係で、保険の更新の際の手続きなど、その都度便宜をはかってくれたり、代わって動いてくれたり、休みもかかわらず、あれこれ相談にのってくれています。最近は世間話も多くなってきたかな(笑)
それとは別にここ数年、ジジババの保険だけではなくジジババの両親などの保険の件で相談にのってもらった「保険ひろば」の責任者の女性スタッフの方。
他の保険も何があるのか知りたくてふらりと立ち寄ったのですが、本当に契約者であるジジババの立場に立った有益な商品をあれこれ、専門的な知識をふんだんにまじえながら、かつわかりやすく教えて頂いたこと。そして取扱商品以外でも要望があれば調べて頂いて比較して下さったこと。
その誠実で信頼のおける人柄に惹かれて、こちらの方とも長く付き合うようになりました。今でもニーズに応じた商品などが出た時は電話して下さったり、こちらから電話をしたりとか、頼りになる方に出会えて本当によかったと思っています。
■電気店・ガス店
買い物をする時やメンテナンスをする時は、電話して予約していつも同じスタッフの方を指名してお願いします。
少々値段が高くても、やはり気心知れた慣れ親しんだ方にアドバイスしてもらったり、選んでもらったりすると安心です。
それに、思わぬ特典が会ったり、値引きをしてもらえたりと嬉しいこともいっぱいです。
いざ困った時でも、ガス店の方などはすぐに対応してくれたり、時間も都合を聞いてくれたりするので助かっています。困った時にすぐに来てくれる安心感は何よりもありがたいです。
などと例にしては、あれこれ書きすぎた感がしますが(笑)
ジジは今日、そんな【行きつけの店】の中のひとつである《床屋》に行って来ました。
行きつけの店で「心配しとったんで! 」の言葉に感激
実は、【行きつけの店】の床屋なのに、ジジは今日行ったのは半年ぶりでした。
と言うのも、ここの《床屋》さんは、日ごろからよく混み合って、朝一番開店前30分くらいには行って待っていないと、一番にはなれないくらい流行っているお店。土曜日曜ともなると、いつ行っても待ってる人が多い店なんです。
待つことが大の苦手なジジは、暫くほかのお店で散髪を済ませていました。
けれども、やっぱりどこに行っても、いつもの店とは違ってしっくりいかない・・・。
雰囲気や人柄もなんとなく心地よくないし、カットもいまいちのような気がする。
なかには、お店は開いているのに「カットできる人が帰ってしまったのでカットは対応できない」とか言う開店休業もどきのお店もあったりで驚いてしまいました。
幼馴染っていいもんだなぁ
そんなこともあり、今日は久しぶりに朝6時に起きて、《床屋》一番のりを目指して準備して【行きつけの店】の《床屋》へ行って来ました。
せっかちなジジは待つことが大嫌いなので、開店と同時に一番で入店→散髪台に着座→散髪開始を目論んでいて、これでないとだめなので、そのためには開店より30分から15分くらいは早めに駐車場につけて、お店が開くのを狙っていないとダメなんです(笑)
今日も段取り良く出かけて、15分くらい前に駐車場に着いたところで、《床屋》のオーナーとバッタリ会い、話が弾み、まだ開店15分前だと言うのにそのまま一緒に店内に入り、散髪台に着座して、準備をしながら雑談で話が弾みました。
そう、ここのオーナーはジジの幼馴染なんです。
幼馴染なので、気持ち的に楽だし、色々と希望や意見を言いたいように言えて満足感が得られる。つまりは自分にとっては【心地いい店】なんですね。
そうこうしていると、他のスタッフの方も続々と出勤されてきたのですが、久しぶりのジジの来店にみなさん歓迎してくれて声をかけてくれ、近況報告などで話が盛り上がりました。
「心配しとったんで! 」
何よりもジジが嬉しかったのは、雑談の中で幼馴染のオーナーから
「心配しとったんで!」
と、ちょっぴり叱られたこと。
「あんまり、来ないから、電話しようかと思っていたんよ。」
と言われ、ジジは、まあ営業的なセリフだろうと思っていたら、帰り間際に他のスタッフの人から、
「オーナーは、体調でも崩されたのかなと、ほんとうに心配していたんですよ。」
と言われて、少しジーンときました。
ジジの通っている《床屋》のオーナーは、幼馴染と言っても女性なんですが、昔から人に優しくて気立てがよくて、頑固だけどグジグジするジジをよく引っ張ってくれるような存在でした。
ポイントカードを見たら、半年ぶり。
いつも男勝りであっさりして、あっけらかんとしているオーナー。
コンスタントに通っていたジジが店に顔をださなくなったので、数年前に亡くしたご主人と同様に、なにか体調を崩したのではと本気で心配してくれていたのだろうか。
うーん、言葉ではうまく言い表せないけれど、すごくうれしかった。
久々に感激しました。
幼馴染の《床屋》のオーナーとは、かれこれ50年くらい前の出会いからだから、約半世紀のつきあい。ジジが《床屋》に通いだしてからも結構な年月が経ちます。
お互い特別な存在ではないけど、少しずつ少なくなって来ている幼馴染達の中で、幼馴染であることをいつまでも絆として、思い出話に花を咲かせたり共有できるのは、ジジにとっては【心地のいい】関係。
わいわい集まったり出掛けたりして騒いだりしなくても、さり気に気づかいあえる幼馴染の存在もいいかもです。
ちなみに・・・
幼馴染だからと言っても、料金はきっちりととられました(笑)
だから、遠慮せずに済みます。
ジジのつぶやき
近年、ジジの周りで起きることは何か自分を助ける為に起っている気がしてならないし、同時に感謝をすることが多くなりました。
今まで、なによりも自分が一番のお山の大将的なジジでしたが、いかに周りの人たちに支えられてきていたかを気付くことが多くなりました。
今日の幼馴染にしてもそうだし、子供たち、そしてババetc・・・
いろんな人たちに感謝です。
今はまだちょっぴり頑固で偏屈なジジだけど、みんなにかわいがられる爺さんを目指して頑張ろうと思うジジです。
おしまい。
最後までお読みいただきありがとうございました。