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「先生、それは僕のレントゲンじゃないです。」 靴の履き間違えもあるし、高齢者が多い病院では注意しなくてはと思ったジジ

みなさん、こんばんは。ジジババのジジです。
お読みいただきありがうございます。

今日はジジの「不顕性骨折」(疲労骨折)との診断を受けて、2週間目の通院日。
生まれて初めての骨折の経過がどうなっているかドキドキのジジでした。

今日は、ジジの「不顕性骨折」(疲労骨折)の経過のお話ではなくて、病院での出来事、思ったこと感じたことを書いてみたいなと思います。

「先生、それは僕のレントゲンじゃないです。」

■病院には高齢者の方々が続々と

病院は9:00からの診察開始なれど、待つことが大嫌いなジジ。
ほかの人より誰よりも早くと一番乗りとはせ参じたものの
「ドヒャー!ここは、ご年配の方々の憩いの場か?」
お年寄は朝早いとは聞いていましたが、どちらかと言えば片田舎の病院と油断をしていたといいましょうか、どこからこれだけの高齢者が集まるのかと、驚きのジジ。
そうですねえ、30人くらいはいたかなあ。
早い時間にもかかわらず既に少ない待合室の椅子に固まり、猿田団子状態。
おまけに、近隣の介護施設から、団体さんが次から次と来るわ、来るわ。
そのたびに、勝手口のような大扉が開いて、待合室の換気は十分なれど、寒~~い。

■長い待ち時間

こうなるとどうしても長いのが待ち時間ですよね。
ジジが呼ばれたのが10時、受け付けてからすでに約2時間も経っていました。
「〇〇さーん」の呼び声に、周囲の高齢者をかき分け(=失礼)ながら、診察室へ入室。

■笑い話じゃないけど「先生、それは僕のレントゲンじゃないです。」

初診から今日は2回目のジジの「不顕性骨折」(疲労骨折)の診察。
ジジも先生と一緒に、初診の時のMRI画像と隣に並べられているレントゲン写真結果を見比べて骨の修復のチェックしながら、先生からおもむろに言われた所見は

「何か、嘘みたいにすっかり治っとる。」

これに対して、ジジは

「そうですかー。でも先生、なんで今日の状態が分かるのかなあ?
今日はレントゲンまだ撮ってないですよ。先生、それは僕のレントゲンじゃないです。」

気が付いた横にいた看護師さんが、

「先生、これはほかの人の写真です。ジジを撮影にお呼びした際に、他の患者(高齢者)さんがが自分が呼ばれたんだと間違えて行っちゃったみたいです。」

いやー、嘘みたいな話しだけど本当の話です。
本来なら、他人のレントゲンで診察されようとしていた訳だから怒らなければならないところだけど、こういう経験はいまだかつてしたことがないジジにとっては、あっけにとられたって言うか笑うしか反応できない雰囲気でした。

高齢者の方も自分が呼ばれたと勘違いして行ってるのだから、撮影時の確認の際も自分だと思い込んでるから、まさか自分の名前ではないと思いもしないで軽く返事をしたんでしょうね。
今思えば、その高齢者の方は、ジジのように膝のレントゲンを撮影する必要があったんかな?
もしかして、自分が呼ばれたからと勘違いしてレントゲンを受けただけだったら困ったもんですね。

その後、すぐさま、先生と看護師とレントゲン技師で多少のやりとりを経て、本物のジジの膝のレントゲン撮影を行いました。

■本物のジジのレントゲン写真で診察

ジジの「不顕性骨折」(疲労骨折)の経過状態はすこぶる順調。
本物のジジのレントゲン撮影の結果をチェックしながら、ジジが普段通りの歩き方で入室する状態を見て、先生は首をかしげながら、

「痛くないですか?」
「何ともないのですが。」

先生の話によると、
「骨の修復過程として、白く写るべきものが出始めているので、順調です。」
とのことなんですが、順調とは言っても、一応骨にヒビが入っているので、痛みを感じたり、訴えたり、足を多少かばって歩いたりする方が多くみられると言うのに、ジジはいたって普通に歩行してるので、ちょっと首をかしげたと言うことらしい。

そんな痛みに実感があまりないジジにすれば、体がなまったり、膝が固まってはいけないので、

「散歩何かは運動不足の解消としてOKでしょうか?」

との問いかけに

「絶対にダメ。膝をそもそも固定して安静にしないといけない。リハビリの感覚で歩いたらダメ。」

なんともまぁ、ジジの自身の痛みの感覚と比較すると、安静を第一とする先生の指示には随分違いがあるようですが、でもこれが「不顕性骨折」の症状としてよくあるパターンみたいですね。患者は、そう思ったほど痛くないし歩けるので、先生に安静にと言われてもなんだかなぁと思ってしまう。
ジジは「プールくらいはOKください。」と言いたかったけど、やめておきました。
「不顕性骨折」(疲労骨折)の治療は、安静が一番。
まあ、この際、ゆっくりと養生するしかないみたい。

「ん?・・・、あれ?・・・、僕の靴がない」

診察、精算を終えて、治療して貰っている整骨院へ行こうとしたら・・・。
いつも、ジジがお気に入りで履いているのホーキンスの靴がない!

「ん?・・・、あれれ?」

焦りながら靴を探していたら、ジジの靴によく似てるけど、けれども似ても似つかないほど汚ったなくなってくたびれた靴が、ジジが置いたはずの場所にある。

「ははーん、間違えて履いて帰ったな。」

■高齢者の多い病院ではよくあることらしい、靴の履き間違い

受付の人に
「靴がなくなっているんだけど、どうしたらいいか?」
すぐさま尋ねたら、受付の人たちは、妙になれた手つき、口調で、箱に入ったサンダルみたいなものを用意してくれて、今日はこれを履いて帰宅してほしいと言われました。

高齢者の多い病院では、靴の履き間違いは多々あるようで、ここの病院では、こうして専用のサンダルを用意しているようなんですね。確かに、サンダルなら多少サイズの違いでもなんとか履ける。サンダルは、後日返却して欲しいとのことでした。なんともまぁ。

たまたま、ジジはスポーツジムに通っている関係で、スポーツシューズのスペアを車に積んでいるので、サンダルは駐車場まで移動にだけ借りました。
事務員の人がわざわざジジの車のところまで、ついてきてくれて、サンダルを回収。
ついでに、ジジの電話番号を書き取られました。
発見又は届け出があったら、連絡いただけるようでしたが、正直難しいと言うことも告げられました。
病院側が言うには頻繁に履き違いが発生しているそう。
確かに、後日分かっても、名乗りだしにくいのかも。
と言うより、自分が靴を履き間違えてることに気が付かないのかもしれない。
普通なら、履いた時点で履き心地やサイズの微妙な違いがわかるはずと思うし、まずは見た目の違いが歴然とわかるはずだと思うのに、高齢者の方はそれすら気が付かないのかも知れない。
本当に困ったもんだ。。。
ジジのお気に入りだった靴、本当に足にもしっくり馴染んで丈夫で履きやすくて、大切に手入れをしていた靴だったのに。
どこに行ったんでしょうね。

ジジの独り言

今日は、「不顕性骨折」(疲労骨折)の経過状況をチェックしに病院に行きましたが、色々な事を経験させてもらいました。
履き心地が良くて大切に履いていたジジの靴の紛失はイタいけど、悪意ではなくて高齢者が履き間違えて帰宅されたようなので、あまり落ち込まず、そして期待もせず、くよくよ考えないことにしました。
また、同じタイプの靴を買いに行こう。

高齢者の方の聞き間違い、思い込み間違いによるレントゲンの撮り間違いなどは、本当だったら大事になりそうなことでも、片田舎の高齢者の多い病院では、物事が温和に進められてように感じました。
また、見ていると大勢の高齢者の患者さんの精算時の費用は10円からワンコイン以内のようでした。
安上りと言うか、社会福祉が行き届いている日本ならではの光景と感じました。

ただ、冒頭でも述べましたが、
病院に行ってみると、ほんとうに高齢者が多くて、本来の病人の方が肩身がせまい。
現役の人や学生や子供などは、学校や仕事を休んだり、抜けて来ているのに、待ち時間も2~3時間待ちがざら。
叱られることを覚悟で述べるならば、現状の病院は老人天国のように感じました。
隣に座っていたおばあちゃんがしきりに周囲の人たちと、各自の持病談義。
おまけに、常連の人がいないと、「今日は、調子でも悪いのかしらねえ。」

うーん、なんて言ったらいいのか複雑な気分にとらわれてしまったジジなのでありました。

ジジババ共に高齢者と言うにはまだちょっと早い年ごろではあるけど、いずれ通る道。
今日のことは教訓として、いずれジジババも高齢者となった時に気を付けるように注意しなければとも思ったのであります。

おしまい
最後までお読みいただきありがとうございました。

    
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