みなさん、こんにちは。ジジババのジジです。
お読みいただきありがとうございます。
我が家では数年前から定期的に月に一度、ジジババの二人で家族会議を開催しています。
なかなか家族で改まって話し合いの場を持ったり話をするのってやりにくいですよね。
ババも改まって話をする「家族会議」を最初は煙たがっていましたが、あることをきっかけに、少しずつ家族会議をすることの意味をわかってきてくれているようです。
家族会議
当初は、ババ同様にジジに任せっぱなしであまり関心のない息子たちも含めて、ジジはジジなりに我が家の家計状況を伝えるためと、家族がそれぞれの向かっていく方向を共有するために「家族会議」を大きな節目などに開いていました。
でも、ジジなりに家族の為にと思って開いた「家族会議」も、息子たちには鬱陶しがられ、ババには煙たがられるありさまでした。
確かに、家族それぞれの先将来の方向性の話もあるけれど、主な議題は現在から将来に向けての家計状況に家計の見通しなどなので、我が家の家計はジジに任せっぱなしなババや息子たちにとっては、内容も興味がなく面白いものではなかったのでしょう。
加えて、貧乏性なジジの昔からの悪い口癖で「貧乏」だの「お金がない」とか「このままだと破産するかも」などと、ついつい口にしてしまうんですよね。
思えば、これが一番家族にとって「家族会議」が嫌がられていた原因なのかも。
ジジからしてみれば、そうならないように今からちゃんと先を見通して計画を立ててしっかりやっていこうな!って言う家族に対しての叱咤激励のつもりで言ってるつもりなんですが、どうやら家族にはうまく伝わらず、鬱陶しがられる始末。
でも、ついつい口にしてしまうジジも反省しきりだけど、全てを任されている人にとっては、ひとりで抱えるのはちょっとしたストレス。いろんな面で情報を共有すべきだと思い、家族には煙たがられつつ「家族会議」を開いていました。
でも、ある日「家族会議」などで、家族で話し合ったり、情報を共有することが大切であることにババも気付いたのだと思います。
そのきっかけは、「ババの母の急死」
家のことや家計を一方に任せっぱなしにしてませんか?
「ババの母の急死」で、とても困ったのは、父が家のこと全般を母ひとりに任せっぱなしにしていたので、何ひとつわからない状態だったこと。
家の中のどこに何を置いてあるかがわからないのはもちろんのこと、誰に連絡すればいいのか母の親戚関係もわからないし、金融機関もわからなければ貯金の金額もわからない。
いつも一緒にいる分、逆に大切な情報共有がおろそかになりがちなのはわかりますが、父は母に全てを任せっぱなしにしていて興味もなかったみたいなんですね。
それが、任せっぱなしにしていた人が突然いなくなると・・・そりゃあもう大変です!
いや、大変でした。
その状況を経験したババも我が身を振り返ってみたんでしょうね。
実は、うちのババは我が家の家計をジジに任せっぱなしにしていたので、ジジのお給料がいくらであるかすらも知らなかったんです。
金融機関もわからなければ貯金の金額もわからない。
どんな保険に加入しているのかすらも。
親子は似るものと言いますが、まるっきりババの父と同じ状態。
ババにとって、何もわからずしどろもどろになっている父の姿が、自分の写し鏡のように見えたのだと思います。
任せっぱなしにしている人は楽かもしれないけれど、いざとなると大変。
そう身にしみて感じたのだと思います。ババもやっと家族で情報を共有することに関心を持つようになってくれました。
もうジジババも先のことを考えないといけない年頃だから、エンディングノートを書いておいてくれと言いだしたりなどして(笑)
家計も将来も情報共有
今では、息子たちもそれぞれに家族を持ち、「家族会議」もジジババの二人だけの会議になりましたが、やっぱり議題は、老いていく自分達夫婦2人にとって、これから先どんな未来が待っているか? そして、自分たちが老いて高齢になっても、子供たちに迷惑をかけることなく未来を切り開いていくためにはどうしたらいいかなど作戦を話し合っています。
我が家の主な議題
■家計状態
■月間予定(イベント予定、二人でのお出掛け予定)
■エンディングプラン
■将来の話(リタイヤ後の生活や生活環境)
上記のような内容で、将来の予定、万が一の時のこと、家計の見通しなど、早め早めの計画や変更をしながら楽しく時には真面目に、そして時には互いの本音を敬意を払いながら話し合っています。
話しは1時間くらいですが、夫婦二人で、真剣に話しをする大切な話。
夫婦は二人三脚ですからね。
昔の我が家だったら、そういうことはなかったかもしれませんが、結果、情報も責任もジジババ共有のもとに、「あーでもないこーでもない」と楽しく話しをしています。
「貧乏」だの「お金がない」とか「このままだと破産するかも」などのついつい口にしてしまうジジの悪い口癖も、ババは、馬耳東風の様子で聞き流してくれている(笑)
正直、ちょっぴり本気な部分もあるんだが、まぁいいか(笑)
ジジババの「家族会議」では、将来の事にやっぱり大半の時間が費やされます。
定年も間近な60歳前と言う年齢の事情もありますから、この先どうなるのかなあと言う不安を払拭できる事を一生懸命検討しています。
今のところは、ジジが設計して説明。これをババが、うつらうつらしながら半開きの目で、脳みそ感覚でうなずいています(笑)
しかーし、今日は、ババから提案!
ババから主婦らしい提案がありました。
「家の片付けをしたい」
もちろん、即決で賛成しました。
日頃、ジジが邪魔をして、なかなか片付かない状態に業を煮やして、そろそろと言いたかったのでしょう(苦笑)
でも、よく提案してくれました。
ジジの独り言
今日は、初めてババが「家族会議」で提案をしてくれました。
これこそ「家族会議」の意義があり、二人での共同生活を協力体制で進める良い習慣ですね。
もう終了したドラマですが「逃げるは恥だが役に立つ」
よく主役二人が「家族会議」をしているシーンがありましたが、「夫婦は共同経営責任者」と言う言葉が印象に残っています。
ジジババも、「家族会議」で家庭のことを話す機会を設けて習慣づけて、家計も将来も夫婦で情報共有し、相談できる共同経営責任者として、家族と言う会社を円満経営していけたらいいなぁ。
まあ、ババの提案の片付けは、ジジはどこかに逃げておくことが一番の協力なので、ひとりでで釣りを始めるか、ひとりでジムにでも行こうかなと思っています。
互いが気持ちよく過ごせることが継続のコツですからね。
今日はこれで、おしまい
最後まで、お読みいただきありがとうございました。