みなさん、こんばんは。ジジババのジジです。
お読みいただきありがとうございます。
夫婦で月に一度の土ひねり
今日は月に一度の「土ひねり」の日。
たまたま見た市政だよりに募集要項が載っていて、その存在を知ったジジが迷わず入会した教室。 それが「土ひねり」です。
特別に誰かに勧められたとか、誰かに影響されたとか言うのではなく、ただ単純に趣味の世界が広がればと思い始めました。
陶芸教室と言っても、労働福祉センターの自主講座・同好会ですので気負うこともなく、また教室の先生もとても気さくな先生で、時には冗談や世間話をまじえながら、ジジババのペースに合わせてくれるので、一種の息抜きとしても、のんびり時間を忘れて楽しんでいます。
早いもので、始めてもう3年目となり、後輩を迎えるくらいになりましたが、月に一度の教室なので、次に行った時はもう前したことはうろ覚え状態でいつまでたっても新一年生の心境(笑)
同期の人たちとも、毎回同じところからスタートするようで、上達には時間がかかるなあと笑いあっています。
けれども、あれよあれよという間に、男性が少なくなってきた事情があるためか、ジジが今年から同好会会長を務めることになりました(笑)
先生からの要請もあり、陶芸に関してはまだ知識もあまりなく大したこともできないけど、お役に立てるならとお引き受けしましたが、先ほど書いたような教室の状況でみんなで助け合って和気あいあいとしているので、あまり焦ることもありません。
先日は、平日に急な連絡網があって、たまたま自宅にいたババがジジの代わりに右往左往しながら取り仕切ってくれましたが、それも助け合い(笑)
なんて、のん気に構えてるので、ババはプンスカ(笑)
今日の持ち帰り作品は「枇杷釉(びわゆう)」の茶碗
陶芸教室で作った作品は、先生が窯に持ち帰り、教室の生徒が当番制で窯に行き、先生に教わりながら釉薬掛けをして、先生に焼き上げて貰っています。
釉薬掛け
釉薬とは、表面にかける「うわぐすり」のことで、この釉薬をかけることによって、いろんな色を付けたり、光沢を付けたり、また味わいや趣のある仕上がりになったりするんですね。
釉薬掛け次第で、作品が素晴らしくもなったり、台無しになったりするので、焼き物にとっては重要な作業であります。
ジジババは、仕事の関係でなかなか参加出来ず、ジジは1回、ババは2回だけしか行けてないので残念。
先日釉薬掛けに参加したババは、自分の作品ではなく他の生徒さんの作品に釉薬掛けをするので、とても緊張したと言っていました。ババがかけた釉薬の作品・・・大丈夫なんだろうか(笑)
今日の持ち帰り作品はジジの「枇杷釉」の茶碗
釉薬掛けをした作品は窯で焼き上げられ、「土ひねり」の教室の日にテーブルの上に並べられ、みんなで観賞し、先生に釉薬や作品のバランス、趣きなどの話を聞いて持ち帰ります。
今日のジジババの持ち帰り作品は、見事な「枇杷釉」!
写真の写りはあまりよくないですが、
売り物になるかなと思うくらいの作品が仕上がりました(笑)
もちろん、ジジの作品です。
今回の釉薬選びは、かねてよりジジが枇杷釉を使いたがっていた事を先生が気にかけていてくれて、特別に釉薬を用意、釉薬掛けをしてくれたものでした。
先生の評価も上々で、ジジの自信作のひとつに加えることにしました。
作品は釉薬掛け次第で素晴らしい作品になったり、台無しになったりする場合もあると先ほども書きましたが、今回の「枇杷釉」は、ジジが思ってもみなかったなんとも味わいのある素晴らしい結果となり、まだ土ひねりを始めて3年ほどのジジにとっては大変感動する事でした。
窯から出してみないとわからない陶芸品。
窯の気まぐれな炎による釉薬の窯変、偶然による味わいのある焼き上がり。
陶芸の楽し味方が、少しずつ増してきたジジなのでありました。
以前先生に、土ひねりで自分の思うように形や色を出せるようになるには最低10年以上はかかると言われました。
ジジババは今でも作品づくりは、先生の力を大半借りないとできません。
土の性格や色や種類、これらだけでも相当奥深いものがあり、今のところジジは目の前に用意された土をこねたり、ろくろを使って成形することが精いっぱいの状態です。
でも、その分何ができるか想像を超えることもあるので、楽しみです。
ジジのつぶやき
何気ない事から始めた、土ひねり。
先生のさらに上の師匠さんに何度かお会いして、個展などてお話しを聞いたことがありますが、ジジの勉強不足でなかなか、お話についていけなかった事を記憶しています。師匠、すみません。
作品が少しずつ増えていき、やっと多少は鑑賞できそうな作品が出来始めてきました。
周囲の仲間や懇意にして下さってる方に差し上げて、喜んでもらう事を色々と考えています。
もっともっと上達してみんなに日ごろの感謝の気持ちを伝えることが出来たらいいなあと思うジジでした。
おしまい。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。