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「七つの会議」人間の深層心理はこんなものと思うジジ

◼️「七つの会議」メーカーとしての存在意義って

ストーリーは、メーカーとしての立ち振舞いを描きながら人間の本質を改めて検証させられる内容でした。
ジジの場合勤め先がメーカーである上、品質に関することにちょっぴり、関わっているので、欠陥に対する対応ミスなどの情報をよく入手します。入手すると言ってもジジの勤め先ではなくて、外の世界の情報。それらを参考にしながら、襟を正すジジです。

◼️ドラマはまず、敏腕課長の「パワハラ」芝居

八角係長/野村萬斎と坂戸課長/片岡愛之助の業務不良を背景とした、バトル。
そして、お決まりのパターンは上司である、坂戸課長/(以降役者名略)の左遷。
同じ職場の仲間から見ても、どうにも八角係長/(以降役者名略)の方が劣悪。まあ、映画の世界ですから、そこには続きがあるわけですけどね。

■課長の後任はちょぴり、気後れ気味の原島課長/及川光博

後任として、登場する原島課長/(以降役者名略)と浜本さん/朝倉あきのコンビにより、新展開。
パワハラの裏には、何やら会社全体を揺るがすような、大問題が見え隠れ。
しかも、追跡するにしたがって、物語はもっと、過去のに戻り、会社の体質的な問題へと進行。
真実を追求していく上で、八角係長との熾烈な争いみたいなところはありましたが、やがて、目的が一つにそろい始めると、一丸となり対処。かっこいい。

■やがて、メーカー欠陥は親会社の知ることに。でも、そこには

会社の宿命ともいうべき事だけど、隠蔽しようとした事実はやがて、本社のブレーンがしる事となり、最高責任者である、徳山社長/北大路欣也のところへ・・・でも。
ある政治家が過去に発言されていた、伏魔殿みたいなところで、人間の感情をベースにした、激しいバトル。そしてその挙句、徳山社長の下した判断は・・・。やっぱりねえ。

■八角係長の告発により表面化、そして会社は実変化

内部告発という、経営者、従業員のどちらにとっても、メリットがない内部告発と言う形で物語は終わりました。
冒頭から申し上げているように、ジジも仕事上で色々な情報を入手します。
勿論、社内製品については、こういう事態ならないように、日ごろから正直ベース。所謂世間や家族に説明ができる仕事を実践しています。
当然、メーカーなので、失敗はあるけど、反省・検証をしっかりと行って廃棄。
そうです、次の段階の為の実験・試験費用のようなものですね。

■長年生きてきたせいか、ジジはこの映画に驚きませんでした

凡そ40年弱、メーカーに身を置いて、仕事をしているせいでしょうか。あまり、驚いたり、違う世界の事とは思えませんでした。人間がすることなんで、パーフェクトはありません。事実とちゃんと向き合う事が出来るかどうかですよね。
最近、厚労省の統計ねつ造が世間を騒がしていますが、ごく当たり前の事だと思うし、それはやってはいけない事だけど、それが当たり前と考えるのはジジだけでしょうかね。
お役所の仕事は、組織を維持する事。これは会社も同じですよね。でも、大切なのは、向こう側にいる、国民や消費者にちゃんと説明がつくかどうか。もっと、身近で言うと、家族に対して、自分の行いが正しく伝える事ができるかどうかですね。
テレビを見ていても、幹部だの、局長だのすごい肩書の人たちがドタバタしているけど、結局個々の人間だから、せめても仕方や解決がつかない事だと思うんですよね。正当化するわけではありませんよ。悪い事は悪い事です。
けれども、ジジが思うのに、解決の仕方自体が、胡散臭いというか、ストーリー化していて、テレビドラマか現実世界のドラマなのかの違いだけに思うわけです。

■数年前、ジジの家でも「〇〇家」の乱発生、そこから・・

数年前に、ジジの身の回りでも色々な出来事がありました。
例えば、東北大震災、義母の急死、回収事故、職場環境の変化・・・
今にして思うと、ジジの人生の中で、一番の勉強期間、そして生き方を再考するチャンスだったように思います。
そんな中で会得したことの一つそれは「人間はみんな不完全の集まり、だから失敗する」
です。
そして、その周囲の人たちの動き方も大変勉強になりました。
人のピンチを誘発させたり、足を引っ張る人。人のピンチを歓迎する人。人のピンチを救える人。人が困っていても、失敗してもフラットに対処したり、寄り添う事が出来る人。
「千差万別」とはよくいったもので、色々な人がそれぞれにドラマを演じています。
ジジはそんな中で生きてきているけど、そういう、色々な人たちにそろぞれ対処できるようになったかなと思っています。自慢ではありませんからね。
そして、ジジが思うのに、一番強い人間は、人がピンチであろが、失敗しようが、ぶれない人。これが一番強いし、最後は生き残ると思いました。
今回の映画でも、結局八角係長がストーリーの大半では孤立、そして嫌気。
でも、当人のもっている正義感がそれらの環境を貫かせて、最後は周囲を救う。
まあ、映画の世界の事なので、どこでもあるような終わり方ではありませんが、個々の人達が、誇りと共に正義感を維持出来たら、もう少し、日本も良い方向にいくのかなと考えたジジです。
今日はここまで。

■ジジの独り言

先日、テレビでバレンタインデーの義理チョコは「パワハラ」と言うことが発信されていました。マスコミの無責任な報道にはちょっぴり、飽き飽きしている感もありますが、日本の根底には、贈答-見返りの仕組みが出来ているのに、部分的につまんで報道しても仕方がない事と失笑しました。
例えば、上司から「年賀状届かなかったな」と言われたら、それはどういいますか?
上司が他の仲間へ、「〇〇君、ありがとう」と言われたらどう思いますが。
贈答を肯定するわけではありませんが、大人の世界が既に、贈答(忖度)-見返りの構造なので、それらを上手に乗り越えていく術が必要だけですね。
どっちをみても、「ハラスメント」なかなか意味が分からなかったり、ついていけない部分がありますが、結局は互いの「利害関係」のもつれがそういう、結果につながるものと考えました。だとしたら、どうすべきか?それは誘発する原因に互いに近づかない。初めから、そういうことを逃げ込み先にしている人には近づかない事かなと思うジジです。

そういう点から言うと今回の映画は大変勉強になりました。
読者の皆さん、ご用心、ご用心。

最後までお読みいただきありがとうございました。

    
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