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費用負担少なくたった一滴の尿ですべてのガンが早期発見できる時代も間近に でも、もし自分がガンと診断されたらと思うと【サイコオンコロジー】の充実も願うジジババ

みなさん、こんばんは。ジジババのジジです。
お読みいただきありがとうございます。

いつも出勤間際まで見ているテレビで、「たった1滴の尿で早期がんが発見できる」との1フレーズに、ジジは朝の慌ただしい時間の中思わず手をとめてテレビに見入ってしまいました。それも、手軽に安く高精度で全てのがんを診断できるそうなんですね。

たった一滴の検尿で10種類のがん検査!

九州大学の研究チームが取り組んでいた【線虫の性質を利用したがん検査】を九州大発のベンチャー企業と日立製作所が共同研究により実用化を目指すことを明らかにし、2019年からの実用化を目指しているそうです。

なにやら、わずか1滴の尿で、おおよそ10種類ほどのガンの検出が可能。
それも、その精度は現状簡易検査と呼ばれている腫瘍マーカー検査より数倍の確率精度。
ガンの有無を95%以上の確率で早期発見できるものなんだそうです。

気軽にガン検査を受けれる時代に

今までのガン検査と言うと

●費用が高い
●ガンの種類や部位ごとに異なる検査がそれぞれ必要
●診断まで時間がかかる
●検査に痛みが伴う

検診を受けることで早期にガンを発見し、適切な対処を取ることができて、リスクを確実に減らせるとはわかっていても、「経済的負担」や「受診する時間がない」などの理由で、受診を躊躇している人も多いんじゃないかとババは言っています。

実際、ジジは毎回口を酸っぱくして、ババには検診を受けるように言っているのですが、ババは「そんなにしょっちゅう検診の度に会社をぬけたり、休むのはなぁ・・・。」とグズグズ言っています。
なので、出来るだけまとめて検診が受けれる人間ドッグをすすめているのですが、これもまたババはグズグズ言って、なかなか重い腰をあげない始末。体あっての仕事。命あっての人生なのになぁ。本当に困ったもんだ。

日本人の資質として、我慢強いという部分もあるし、それに仕事より検診を優先できない【受診する時間がない】実情が、ガン検診受診率の低さに現れているのかも。

たった一滴の尿でできるガン検査が実用化されたら

●費用が安い : 数百円〜数千円で検査ができる
●全てのガンを一度に検出できる (現況では約10種類ほど)
●診断が早い : 診断結果が出るまで約1時間半ほど
●早期ガンを発見できる (現況では高感度:感度 95.8%という結果)
●苦痛がない : 必要な尿はわずか1滴

これは画期的なことですよね。
検査に必要なのは尿だけ。
わざわざ検査を受ける施設まで行かなくてもすむようになるかもしれない。
この検査技術が実用化されれば、尿の提出と数百円〜数千円程度の検査費用の負担で、これまで見つけることが難しかった早期ガンの発見が可能になるんですから、負担も少なく気軽にガン検査を受診できるようになるんですから。

そして、ガン治療には早期発見・早期治療が非常に大切。
研究が早く実用化されて、もしガンが発見されても、1日も早く適切な治療を受けられるようになったら素晴らしいことだとジジは思います。

日立の技術者のコメントによれば、2019年に販売。さらに2022年には、今はまだ特定できないガンの部位の特定が可能になるんだそうです。

気軽にガン検査を受けれる時代も間近です。
人類にとっては、まだ、命を脅かす第一の病気がガンと思いますが、これらの検査が簡単になることは、医療の技術とは裏腹に、増加一方の医療費にとって、財政健全化のきっかけになるのかもとジジは期待しています。

「サイコオンコロジー」

もし気軽に費用負担も少なくたった1滴の尿ですべてのガンが早期発見出来る時代が来て、もし自分がガンと診断されたらと思うと、ジジは耐えれるだろうか。

【がんは体だけでなく、心も蝕む病気】

先日、「胆嚢摘出手術」をした病院の待合室に置かれてあった「サイコオンコロジー」について記されたパンフレットをジジは初めて見ました。

「サイコオンコロジー」=「精神腫瘍学」の意味らしいです。

ジジが「胆嚢摘出手術」を受けた診療科が外科なのと、地方の大きな病院なので、同じ待合室にはガンの治療をされている方も多々おられます。

近年では、ガンは必ずしも死の病ではなくなったと言っても、やっぱり、ガンと宣言をされることは衝撃的な出来事になります。

【がんになった場合の精神状態】

①がんの宣言を受けて 「衝撃の時期」

②不安、滅入ったりする「抑うつの時期」

③つらい現実と向き合う。情報収集、目が上向く 「立ち直りの時期」

これらが、2週間経過しても、抑うつの時期が続く場合は、精神治療が必要とのこと。
ちなみに、1983年アメリカにおけるガン患者の調査では、50%に心の病気診断がついたのだそうです。

また、これらの心の病気は、ガン治療の妨げになることもあるのだそうです。ガンの治療に体力や精神力がついてこれなくなったり、心の病の症状が当人にとっては、ガンの症状によるものと信じ込んでしまい本来のガン治療自体ができなくなったりしてしまうケースもあるんだそうです。

確かに、たった1滴の尿でガンがあるとわかったとしても、それはまだ体のどこにあるか分からないけれど、高い確率で「ガンは有る」という状況に置かれる訳で、果たしてジジはその不安感に耐えられるだろうか。
自分がもしかしたら死ぬかも知れないガンを宣告されたら、死の恐怖や不安感はどれだけのものだろうか。
自分だけではなく、家族や周囲の人のことも・・・
考えるだけでも不安で滅入ったりしてしまう。

「サイコオンコロジー」とは、そう言ったガン患者や家族の不安やこころの痛みを軽くすることを目的のひとつとした学問なんだそうです。
ガン患者の肉体的治療だけではなく、精神的な負担を軽減して心の痛みを減らし、ガン自体の抑制に働きかけたり治療効果を期待する、つまりは心のケア。

これからは、このガン患者や家族を総合的にサポートするサイコオンコロジーが、ガンの早期発見・早期治療の画期的な医療の進歩と共に重要となってくるとジジババは思っています。

今や、二人に一人は生涯でガンを経験すると言われている現代、ガン患者や家族を総合的にサポートするサイコオンコロジーのますますの充実をジジババは願っています。
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ジジのつぶやき

ジジも、今から数十年前に義理の弟をガンで亡くしました。
以降も、色々な人達が、ガンでジジの周りからいなくなりました。
最近もスポーツジムの仲間を肺ガンで亡くしました。

ジジも「胆嚢摘出手術」を先月受けましたが、手術に踏み切った理由は、ガンになる確率が一般より高くなると言われたことがきっかけです。

日本人が一生のうちに、がんにかかる確率は約50%。
目覚しい医療の進歩で、約半数が治るとはいえ、残念ながら人類はいまだ、がんを克服できていません。
ガンは手ごわい病気だけど、少しでも早期に発見し、適切な治療を受けることが大切。みなさん、ガン検診は受診してくださいね。

いや、その前にガンにならないように、食生活や日常の生活習慣に注意してガン予防をして、体調にはくれぐれもご留意ください。

おしまい
最後まで、お読みいただきありがとうございました。

    
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