皆さん、こんばんは。ジジババのジジです。
お読みいただきありがとうございます。
年月の経つのは早いもので、ついこの前生まれたばかりのような気がする孫もおかげさまで健やかに育ち1歳の誕生日を迎えることが出来ました。
1歳の誕生日のセレモニーと言えば、「一升餅」と「選び取り」ですよね。
息子夫婦に「選び取りをするから日にちをあけといて。」と声を掛けて貰ったので、お嫁ちゃんのご両親共々、お祝いに行って来ました。
自分たちの息子の時は、当時何より仕事が第一とモーレツ社員を自負していたジジは、仕事の都合でだったと思うのですが「選び取り」に参加した記憶がなく、アルバムの中の写真で見た記憶だけと言う、今の時代にとってはナンセンスな父親だったように思います。
なので、今回の孫の「選び取り」や「一升餅」はジジにとってはワクワクするイベントでありました。
「選び取り」「一升餅」は簡単で楽しい1歳の誕生日セレモニー
「選び取り」「一升餅」ってどんなことをするのかと言うと不安に思う人がいるかもしれませんが、いたって簡単。
よく「選び取り」「一升餅」は「1歳のお誕生日を祝う伝統行事」とか書かれているけど、そんなに大げさに考えなくても大丈夫!
夫婦で、家族で、みんなで楽しく笑顔で誕生をお祝いすればいいんです。
選び取り
「選び取り」は、「将来どんな仕事に就くのかな?」「どんな才能を持っているのかな?」って言う「将来占い」
赤ちゃんの前にいろんなものを並べて、赤ちゃんが最初に取るもので、その子の職業や才能を占うと言った昔からの伝統行事なんですね。
並べるものは、なんでもいいんだそうですよ。
「そろばん」「筆」「お金」の3つが昔から伝わっている一般的なものだけど、これだけは絶対に揃えなくてはいけないものは決まっていなくて、他にもいろんなものを並べてもOK!
「そろばん」も「筆」も現代では持っていない家庭もあるでしょう(笑)なので、マニュアル通りにわざわざ買いそろえなくても、「電卓」や「クレヨン」「鉛筆」「スマホ」だっていいんです。
それに、ちょっとアレンジして、職業や才能を想像させるものを加えてみるのも楽しいもんです。
ちなみに一般的なものの意味は
●そろばん ・・・商売人
●筆 ・・・学者
●お金 ・・・お金に困らない
他にも、「風船」「ボール」「はさみ」「定規」「おはし」「楽器」etc・・・
それぞれのアイテムに自分の家で意味合いを持たせて「選び取り」をしていいんです。
アイテムのない場合は、今の時代は便利な「選び取りカード」もあるんだそうですよ。
うちの孫は迷うことなく現金でした(笑)
うちのお嫁さんが揃えていたいろんなアイテム。
●電卓 ・・・商売の才能
●ものさし ・・・几帳面、大きな家を持てる才能
●おたま ・・・料理人の才能
●文房具 ・・・芸術・物書きの才能
●モンキーレンチ・・・職人の才能
●現金 ・・・金持ちの才能 ゲット!
はてさて、うちの孫はどのアイテムを選ぶかな?と思ったら・・・
まだ歩き始めたばかりのよちよち歩きでさぞかし迷うだろうと思っていましたが、まったく迷うことなく現金1万円をゲット(笑)
これには、「さすがうちの子だなぁ!」と、息子夫婦もジジババもお嫁さんのご両親も大絶賛、大爆笑でした。
しかも、つかんだお金をそそくさと自分のおもちゃ箱にしまいに行く姿に、これまたみんなで大爆笑。
これは将来さぞかしお金にしっかりするわいと頼もしく思ったジジであります。
てっきり、立体的な電卓やモンキーレンチに手をのばすだろうとジジは思っていましたが、孫が選んだのは平面的な現金。子供の感性は予想がつかないなあ。
でも、ちょっぴり安心したのも事実。あくまでも占いなんですけどね(笑)
その後もお金はしまって、別のアイテムを選ばせたりしましたが、
片手でおたまを振りながら片手で電卓をポチポチ押したりするのを見て
「おっ、これはラーメン屋さんになって商売繁盛するんやね。」
モンキーレンチを触れば
「パパちゃんとおんなじ車好き。」
とかなんとか、まぁお嫁さんをはじめ、ババもお嫁さんのお母さんもにぎやかなことにぎやかなこと(笑)
楽しく時間を過ごすことが出来ました。
次は、いよいよ「一升餅」にチャレンジです。
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一升餅
一升餅は、その名の通りお米一升分で作った大きなお餅。
一般的な一升餅のお祝いの方法は、布や風呂敷にお餅を包んで赤ちゃんに背負わせるというもの。地域によっては踏ませるところもあるようです。
立てても立てなくても、動けなくても転んでも、泣いても笑ってもおめでたい一升餅。
すべて良きこと、縁起のいいことなんです。
一升と「一生」をかけて、
●一生、食べるものに困らないように
●一生、健康に育ちますように
●一生、幸せに暮らせますように
といった願いが込められているそうです。
一升餅を「一生餅」と書く地方もあるそうですよ。
最近では、布や風呂敷に包むのではなく、可愛いリュックに入れて背負わせる家庭も多いのだとか。
さまざまな一升餅もネットで買えるし、ちゃんとすぐに使えるように背負わせる風呂敷付のも売っているんだそうです。
いたれりつくせりの便利な時代になったもんです。
「一升餅」ちょっと厳しかったなあ。重かったねー。
うちの場合、「選び取り」も無事すんだところで、用意してあったリュックに一升餅を入れて孫に背負わせようとしたのですが、この一升餅、これが意外とずっしり重い。
ジジも手でお餅を持ち上げてみましたが、一歳児にはちと重いかな?
約2㎏ほどのお餅、みんな手に取って
「意外と重いなぁ。」「立ち上がれるかな?」「歩けるかな?」「泣くかな?」
とこれまたにぎやかなこと(笑)
案の定「一升餅」入りのリュックを背負わされた孫は、なんとか立ち上がろうと何回も踏ん張りに踏ん張ってましたが、いつものように立ち上がれないので超不機嫌に(笑)
リュックの中でお餅が下の方に動くので、なかなか重心が取りづらかったのかもしれませんね。
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でも、立てなくてもOK!転んでもOK!泣いても笑ってもOK!
すべて縁起の良きことなんですね。
「一生に1回だけ一升餅」楽しくお祝いできれば、すべて良しであります。
ちなみに、うちのババは「一升パン」って言うのをネットで見たそうで、それもとても可愛らしかったそうです。
「一升餅」が「一升パン」か。
これも時代の流れ何でしょうか(笑)
ジジのつぶやき
無事に楽しく「選び取り」と「一升餅」のお祝いのイベントを済ませた後は食事会へ。
今回は前にジジババが準備した「お食い初め」の時とは違って、今回は息子からのお招き。
準備もお店の手配もしたとのことだったので、たまには息子のもてなしに任せよう、息子も成長したもんだなぁと思い、息子には手ぶらで行くよと伝え、ごちそうを食べて歓談も無事終わり、帰ろうとすると・・・息子たちが何やら不穏な動き。
親が払うんかい(笑)
まあ、かわいい孫のためです。仕方ありません。
しかし、この孫にしてその親(息子)ですね。ちゃっかりしています(笑)
けれど、このくらい厚かましいくらいがええかなと。
ちゃっかりものの息子たちも実際は若い二人で、シングルインカムで子供を育て、厳しい状況の中を一生懸命頑張っています。
ジジババも親としても十分かどうかは別として、ジジババが若い時、ジジババの両親が支えてくれたようにジジババも若い夫婦を可能な範囲は支えてやりたいなと思ってます。
そして思うのです。いつかこの孫が成長して息子たち夫婦がジジババの年ごろになった時、今日のことを懐かしく思い出すことがあるのかなと(笑)
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今日は、かわいい孫の一歳誕生日。
歳はとっても、あまり風習に詳しくないジジにもワクワクのイベントでした。
今思えば、仕事に夢中で、我が子の一生に一回の「選び取り」「一升餅」のお祝いの行事に参加した記憶がないのがとても残念です。
まあ、これまで息子が巣立つまでの子育てにも楽しいこともたくさんあったからいいけど、ジジとしては、もっともっと息子たちとくっついていたかったような気がします。
そんなジジとは違って、息子夫婦達の子育てぶりは、一生懸命であたたかくて微笑ましくてはたから見ていてもほのぼのしい限りです。
子供の成長ははやいもの、しっかりがっつりくっついて大切に育ててほしいと思っています。
しかーし、ブログを投稿していたら、
ババが買ってあげたいと言い出して、どれがいいか「折りたたみ三輪車」を何種類かの中から選ぶように送ったメールに返信が。
それには、ババの選んだものよりワンランク上の結構なお値段のものが添付してありました。
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あのなあ。。。。
はぁ、ほんましっかり、ちゃっかりしてるわ(笑)
おしまい。
最後までお読みいただきありがとうございました。