みなさん、こんばんは。ジジババのジジです。
お読みいただきありがとうございます。
今日は久しぶりに昼間にポカポカ陽気だったので、自分で車のちょっぴりメンテをすることにしたジジ。
ジジの車に2度目の【ボンネット in 柿】
ありきたりだけど、まずはウインドウォッシャーを用意して、注水の為にボンネットをあけてみたら、前輪アブソーバーの受け部の台座あたりに、何か変なものが。
よ~く、目を凝らしてみたところ、どうも一本の枝片のついた熟し過ぎてガリガリになってしまった柿の残骸なんですね。
「またか・・・。」
そう、ジジはこれで2度目の【ボンネット in 柿】なんです。
今回は、即座にジジは気が付きました。
「これはイタチ君の仕業に違いない。」
エンジンルーム内のチェックを引き続き実施したところ、丁度エンジンヘッドのところが小さい足跡みたいな、汚れ。
それから、その上にあるボンネットの裏側のカバーの防音材のところへ、まさしく獣の2~3㎝の体毛がホワホワッっと付着しているのを発見したのです。
名探偵ジジによる念入り調査の結果、隙間のサイズ、付着している体毛、柿の置かれている様子から・・・
「これは猫の仕業ではな〜い、イタチ君の仕業であ〜る!」
と断定致しました。
昨年秋も自動車整備工場で車検の際【ボンネット in 柿】発見
1度目に柿が入っていた時の様子は、昨年のババの日記にも書いてあるのですが
2016.11.20寒い季節になりました。【ボンネット in 柿】車のエンジンルームに柿が・・・
1度目のそれは、ジジの車を車検に出していた工場のスタッフの方から、ボンネットの中に柿が入っているのを発見したとの連絡がありました。
ジジは実際にその現状は見ることができなかったのですが、車を受け取りに行った際、工場のスタッフの方から、証拠として見事な柿(おそらく、食べる前のまるまる1個)を見せてくれて、柿の発見場所や、おそらくここから侵入したのではないかと言った経路を丁寧に説明して頂きました。
でもって、侵入したのはたぶん猫かイタチではないかとのことでした。
「ボンネットの中に、猫やイタチが柿を持って入る???」
その時は、ジジも初めての経験なので、キョトンとして聞いていました。
家に帰って、ババにその話をすると
「じゃ、後で食べようと思ってた柿がなくなって、さぞかしがっくりするよなぁ。」
そんなふうに、柿を抱えて?くわえて?一生懸命車のエンジンルームの中に運んでいる猫かイタチのユーモラスな姿を想像してババも笑っていましたが、これって笑ってもいられないことなんですね。
ババが、こんなことってあるのかなとネットで検索したところ、めずらしいことではなくて全国的に発生していて、中には悲惨な事になっている場合も多々あるようでした。
【#猫バンバン】って知ってる?
昨年の秋に1度目の【ボンネット in 柿】があった時、そのことについていろいろ検索していたババに
「ところで、ジジは「#猫バンバン」って、知ってる?」
と尋ねられました。
あまりに突然の【ボンネット in 柿】の出来事や、これまた唐突なババの質問に何が何だかさっぱり分からないジジは、
「知らん。」
と答えたら、ある自動車メーカーが中心となって、「#猫バンバン」というプロジェクトを行っているとの事を教えてくれました。
のるまえに#猫バンバン
「#猫バンバン」と言うのは、「ちょっとした思いやりで救える命」
車に乗る前に、ボンネットなど叩いて、エンジンルームに猫などの鳴き声や気配がないか確認をして、悲しい事故を少しでも防ごうと、日産が2015年から始めたプロジェクトで、猫と人が安心して暮らせる社会を目指すことを目的としたプロジェクトだそうです。
実際のところ、これから寒くなる季節、暖をとったりする為に小動物がエンジンルームに入ってしまう機会が増えるのは大変危険な事で、悲しい事故にもつながらないように、オーナーもそれらの事情を踏まえて、エンジンスタート前にボンネットをたたいてサインを送ろうというものでした。
そう言えば、昔、息子が学生時代にガソリンスタンドでアルバイトをしていた時にに来た車の中に猫が入ってしまっていて、エンジンルームの中が悲惨な状態になっていたと話していたことを思い出しました。
もちろん、「#猫バンバン」をしただけでは完璧に事故を防げるとは言えないそうです。
イタチなどはすばしっこいので音にびっくりして逃げ出してしまうかもしれないけど、猫の場合はかえって音におびえてかたまってしまい動けなくなってしまうこともあるのだとか。。。やはり悲しい事故を完璧に防ぐためには目視が一番なんですね。
それでも「#猫バンバン」で救われる命は多いと思います。
「ちょっとした思いやりで救える命」
これから寒くなる季節、「#猫バンバン」を心掛けてみたいと思っています。
イタチや猫の命を守るだけではなく、自分の為にも。
もしもの時は
それでも、もしもの時、「#猫バンバン」や目視をしていても気が付かずにエンジンをかけてしまうことがあるかもしれません。
もし、すぐに異変に気が付いた時はエンジンをすぐにとめて、エンジンが冷めるのを待って焦らず対処すること。
それでも、猫が奥まで入り込んでしまっていたり、自力で救出してあげるのが難しい場合はJAFに連絡して相談すると対処して貰えるみたいであります。
昨年に続いて2度目の【ボンネット in 柿】なので、ジジも用心する事を決意
外出から帰ってきたばかりのエンジンルーム内は、小動物にとって快適環境。
ジジの車のボンネットの中にやって来たイタチ君も、寒さは苦手と見えて、近所に自生している柿を一個咥えてやって来て、ジジの車で寒い夜を過ごしていたんですね。
今回やって来たイタチ君も夏場は山奥の方で自由に動き回ったり、エサにも事欠かないけど、冬場はどうしても、エサとなる農産品(果樹等)が少なくて、ふもとの野生柿をターゲットにして持って来てるみたいです。
ひとまず、前回、今回とも、ジジの車のエンジンルームの状態は、熟しきってガリガリにへばりついた下記の残骸の掃除は大変でしたが、そのほかは多少の汚れはあるものの、ケーブルをかじったり、いたずらをしてるようには見えませんでしたので、純粋な宿泊目的「イタチ君」の寝ぐらになっていたようです。
でも、もうこれで昨年に続いてもう2度目の【ボンネット in 柿】ですから、今後もまたイタチ君がジジの車を寝ぐらにしようと来ることがあるかも知れませんので、前にもまして用心しないといけないなと改めて思ったのであります。
とは言え、毎回毎回車を出す際にボンネットを開けて目視するのは出来そうにないので、せめて「#猫バンバン」をしながら、車に異変がないか十分チェックを心掛けて、暖かくなるのを待つ事にします。
身の回りで目にする小動物が増えた気がする
ジジの住んでいる所もどちらかというと田舎だけど、ジジババ共に「イタチ君」とか他の小動物を見ることは稀でした。
けれども、TVニュースでも「サル騒動」「イノシシ騒動」「たぬき騒動」「クマ被害」などがとりあげられるようになり、人間居住のエリアに次第に近寄ってきている感。
近年では、ジジババが通っているスポーツジムからの帰り道で、イノシシ家族が車の前を横切ったり、崖を駆け上がったりするところを見かけました。
イノシシの集団を始めてみたババ、当然大興奮で、ウリ坊みたいなイノシシの赤ちゃんを「かわいい~~」と言っていたのを覚えています。まあ、ババは生来の生き物好きなので、何を見ても「かわいい~~」ですが(笑)
サルとか野ウサギ、タヌキなんかも見ました。キジも見たなぁ。
でも、本来は人間とは別のエリアに住む動物ですから、私たちの生活からすれば害獣でもあるんですよね。ババのように単純に見た目でかわいいとばかりは言ってられないと思います。
それでも、山奥でも開発が進み、人間居住のエリアに少しずつだけど近寄らないと生きていけない環境になってきたのかなと思うと、ちょっぴりかわいそうな気がします。
ジジのつぶやき
今回の「イタチ君」のジジの車での不当宿泊は困りものですが、今のところは害もなく、また、来ないようにする術もわからないので、「#猫バンバン」で用心して事故を防ぐようにするしか現状は仕方ないかなと思っています。
前回の柿発生時も、めったにないことと興味津々でウキウキしていたババですが、今日もボンネット内の清掃を手伝う前に、記念写真とばかりにボンネットの中にあった柿をカメラでバシャバシャ。「イタチ君」にもババにも笑うしかないジジ。
ババ、ジジも姿を目にすることは殆んどないので知らなかったけど、「イタチ君」は見た目はとってもかわいいけれど、その見た目と違って性格は凶暴で肉食性なんだそうな。
あまりネガティブに考えてばかりいても楽しくないので
話題を運んできてくれた「イタチ君」に
「ジジの車を寝ぐらにしてると危ないよ。」
「出来れば、柿ではなくて、幸せを運んできてくれたらいいなぁ。」
そんなふうに声をかけてみたい気がしたジジなのでありました。
おしまい
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
2018年1月22日、今日、エンジンルーム内の点検をしていて、柿を2個見つけました。バッテリーマイナス端子の上に1個ウォッシャー液タンクの下に1個、どちらも完熟状態の柿でした。潰さずに取り除きましたが、昨年にも1度キュウイがミイラ状態で見つかったことがありました。ボンネットに小動物の足跡があったので、大きさから猫ではなくムササビかリスなどではないかと思っていました。私の車は旧車のためエンジンルームは隙間だらけで小動物にとっては格好の宿泊施設なんでしょう。今後は気をつけてエンジンをかけるようにします。