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母親の死去に意気消沈なジジにこれまた追い打ちの出来事

みなさんこんばんわ。ジジババのジジです。久しぶりのアップです。
お読みいただきありがとうございます。

■それは突然の出来事・・・まさか死ぬなんて
前回のアップ(6月初め)直後、母親の施設から緊急連絡として、微熱が数日続いており、病院に緊急搬送する。
微熱ならば、風邪でもこじらせたかと思いながら、軽い気持ちでジジも病院にレッツゴー!。数日入院でもして点滴あたりで帰るかなと。

■「息子さん、当院では手に負えません」なんと?専門病院へ転院とな?
単なる風邪と思っていましたが、どうもより専門的な設備が整っている病院治療が必要なようで、直ちに転院し、そこで暫く治療の運びとなりました。「結構大変」

■そんなものでは済みませんでした。「息子さん、直ぐに病院に来てください」
どうも、治療だけでなく、体力が昨年の大腿骨骨折の際にも手術断念をした経緯から、治療そのものが困難との事。
やむをえません。ひとまず、体力が必要ならば、経口チューブをお願いしました。

■翌日、突然訃報の知らせ。「ガビーン」なんと。頭の中が真っ白になったジジです。
微熱から始まり、約2週間の出来事。人間って、あっけないもんだなあと思いました。
治療しようにも、体力が追い付かず、帰らぬ事になりました。

■人の死は避ける事ができない。気を取り直して、後の手続き。
①葬儀屋さんに連絡。割と遠方まで来てしまった亡骸を引き取り要請。
②お寺に電話。葬儀の日程調整。
③身内への連絡。ここはひとつ、「家族葬」

■地元に帰り、お役所へ手続き。そこで、言われたことは一生忘れません。
「戸籍上、あなたは身内に該当しません。ひらたく言えば、赤の他人」
なななななな、なんと。赤の他人とな?
母親の死亡だけでも、受け入れるのに懸命なのに、お役所の方から浴びせられたことは、そんなショックな事でした。

■夫婦がくっいたり、別れたりすることに子供は自動でついていかない。
ジジの母親と言うのは。育ての母親でして、生みの母親は別にいるわけでして。
これは、自分では理解していましたが、どうやら、育ての母親と実父が再婚する時に、子供たちをちゃんと養子縁組などの手続きで、ちゃんと実子にしておかないと通用しないらしいです。
昔の事ですから、どんな両親が環境だったかは分からないけど、それはそれで致し方ないというより、お役所の手続きが一歩も進みません。これには、参りました。

■頼みの綱は実子である弟。「早く、帰ってこーい」
弟は地元から、就職を機にはるか1,000kmくらい離れているところにいます。
今回の件では、直ちに帰省していますが、半日はかかります。
ひとまず、葬儀の手続きはどんどんすすめさせてもらい、お役所関係は弟を待つしかありません。
そうなんです。一番肝心な、死亡届と火葬許可書がでないんです。従って、葬儀の日程が確定できないんです。

■数時間後にようやく到着した弟にバトンタッチ。
何とか、葬儀はきっちりと行う事が出来ました。

■今度は、保険屋さんへの届け出。「あなたは一銭の請求権もない」・・・「はいはい!」
請求は勿論、その請求資料として、戸籍謄本も実子の承諾書類がないと、むやみに出せないんですね。いやー、参りました。
弟には、申し訳ないけど、数日これらの件で滞在させました。
お役所に約一週間通い、何とか必要な書類が揃った事を確認して、弟を解放しました。

■思いがけない、母親の死去から色々な事を勉強されられたジジです。
もともと、家庭環境がちょっぴり複雑だったことは仕方ないけど、これまで、「長男」と名乗って、あっちやこっちでいろいろな書類手続きや申請をしていたけど、戸籍上は長男ではない事になるみたいです。
そもそも、長男と言うのは、夫婦二人の間に生まれた、実子を指すそうで、実子でないジジの場合、養子縁組でもしない限りは、他人のままで、一つ屋根の下で暮らしているようなものなんですね。・・・なんか、割り切れないなあ。ここ数年、遠方にいる、弟の分も含めて、母親の面倒を全部見てきたけど、結局・・・なんですねえ。複雑。

■ジジの独り言
母親の死去を機に色々な事を学びました。
それにしても、戸籍と言うものは時には残酷、時に現実離れするものなんですね。
今更、故人や父親(健在)に文句言っても何も解決しないので、何とか、クリアするしかありません。
挫けずに、めげずにがんばろうっと。
おしまい。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

    
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