みなさん、こんばんは。ジジです。
お読みいただきありがとうございます。
今日は、昨年の夏にジジがネット詐欺で22,600円の被害にあったのですが、その後の手続きに関し、新たな情報がありましたのでお伝えします。
まず経緯ですが、昨年の盆休み中に孫のためにと張り切って、ベビーカーをネットショップで購入したことから始まります。
個人登録を済ませて、注文をして支払いをしたものの、一か月経過しても何も送ってきません。
結局、ババの後押しもあって色々と調べたところ、次の異常なことが判明し、ジジ自身も認識が甘かった点を反省。
■売買取引き中の言葉が、日本語としてぎこちなくたどたどしい。
■電話番号が記載されていない。連絡の取りようがない。
■住所が実在しない。(番地までたどり着かない)記載されている住所をストリートビューで調べてみたけど、見あたらない。
■責任者と称する人物をダイレクトにネット検索したら、記載されている住所と番地違いの酒屋の店主が使われていた。
■ドメインが「xyz」とあまり見慣れないものだった。これは値段的に安いドメインでサイトを量産する場合に使用されることが多いのだとか。
■ネット上で公開されている悪質なアドレス情報に記載されていた。
■振込先が個人名・・・これが、一般のネット上からみると、見分けがつきにくい。
■預金保険機構が公開している閉鎖されている他行の口座名義として記載されていた。(ジジが振り込みした当該銀行口座も後日閉鎖されています)
これらの異常が後日判明した言うか、事実として分かり、ネット詐欺にあったという、認識を持ちました。
これに対してジジがとった、手続きは次の通りです。
①ジジ自身のメインバンク(振り込み元)へ電話相談。
②犯人が指定した銀行へ電話をして、返して欲しい旨を意思表示。
③最寄りの警察署へ相談。・・・被害届けは当時出しませんでしたが、相談事実(証拠)が残るので、返済要求時の手続きには問題ないとアドバイスされました。
担当された、刑事部長も正直なところ、被害届を出しても、おそらくプロの集団と予想されるので、捕らえることは難しいだろうとのことでした。
④振込先の銀行から、「被害回復分配金支払い申請書」等の書類が届き、申請。
・・・当時、警察署に提出した経緯書類や対応頂いた、刑事部長の名刺コピーを添付して、返送。
⑤本日、振込先銀行から、申請書受理の連絡。
⑥3月頃をめどに分配金決定、実行の予定。
ただ、これは{振り込んだ口座にお金が残っている場合」で、既に引き出されてしまっている場合は、お金はかえってきません。ジジの今回の場合も残高は数百円なんだそうで、ほぼかえってくる見込みはありません。
これらの手続き作業と長〜い時間をかけて処理が進んでいます。
あまり、他責にしてもいけませんが、正直悔しいです。
と同時にネットショッピングに慣れ過ぎていたのかもと反省もしています。
注文するとあっと今に自宅まで届く手軽さに慣れ、支払いもいつものようにネットで振り込み。また普段からネットで最安値を調べたりしているので、安く買えてラッキーと思う心理状態になっていて、まさかそれがネット詐欺であるとは疑うこともありませんでした。
今回のことでジジが学んだことは
●必ず大手サイト(Amazon・楽天・ヤフーなど)を通じて購入する。
●他の同一商品の値段と比べて価格が安すぎる場合は怪しいサイトかもと気を付ける。
●販売者の連絡先、電話番号がちゃんと記載してあるかどうか確認する。電話番号が記載してあっても、振込先など不審な点があれば、前もって連絡をしてみる。
などなど、ネットで当たり前のように商品を買うようになった現在、慣れでショッピングをすることに十分気を付けなくてはいけないのではと思う。
ただ、残念なことは、ネット詐欺について多数の被害届が寄せられているのに、そのネットショップは長期間公開継続されてしまっている。
もうひとつ、預金保険機構による凍結された口座の名義人に同じ名前がたびたび記載されているのにもかかわらず、次々と口座が設定されてしまう。
ここの点は、どうしても納得が出来ない。
なんとかならぬものか。
ベビーカーを楽しみにして待っている可愛いい孫には、今度はネットではなく、現物を見て買う方が得策として、ベビーザラスで買い直しをしましたが、痛い出費です。
皆さんも気を付けてください。
前述のポイントをチェックしながら、ショッピングをされることは少ないかも知れませんが、参考として少しでも被害にあう人が減少すれば、何よりです。
おしまい